エコフレンドリー傘は雨から身を守りつつも地球環境に影響を及ぼしません。現在は多くの製品にはエコ商品バージョンが用意されていますから、今こそエコフレンドリー傘に目を向けるときです。ここではそのようなエコフレンドリー傘を紹介しますが、中にはエネルギーを蓄えることのできるものや、リサイクル素材から作られたものもあります。
Ｔｏｔｏｓのエコ・アンブレラ
エコ度満点の傘です。この製品のほとんどがリサイクル素材からできていて、その割合は約７０％だということです。カサ部分はペットボトルでできており、リサイクル・アルミニウムのフレームに竹のハンドル、ワックス加工された麻のストラップが特徴です。販売価格＄３０．
リサイクル・ペットアンブレラ
日本在住のカン・リアングによってデザインされたアイデア商品です。ペットボトル素材を使って防水性に優れ、全体で７つの材料しか使用していません。通常の傘には６５種類もの材料が使われていることを考えると、シンプル構造でリサイクルも簡単な傘だといえます。
ブレリ
１００％生物分解可能な傘で、ニューヨークのデザイナー、パメラ・ゾンシウスによって考案されました。環境保護に積極的な人向けに作られ、傘自体が埋立地に捨てられた後は数年で土に戻ります。フレームは竹でできており、カサ部分は再生可能素材でできた生物プラスチックで作られています。サイズは３７インと５２インチの２種類あり、それぞれ＄２８、＄３８です。
フィルタブレラ
雨水の貯蔵は水の有効利用には最適です。これを傘をつかってするのも良い考えです。それを実現するこの傘は雨水を集め、浄化したうえで保存しておくことができ、カーボンフィルターと貯水容器が活躍します。フィルタブレラがあればいつでも飲み水を確保できるのです。
ソーラー・アンブレラ
太陽電池で発電ができる傘です。パラソーラーと呼ばれるこの傘はイスラエルのデザイナー、オデド・ショラーによって考案され、太陽電池パネルと充電機構が一体化しています。合成生地カサに薄型太陽電池パネルを搭載しハンドル部分が充電ユニットとして機能し１２ボルト電気供給をＵＳＢを通しておこない電子機器などに利用できます。
ＬＥＤアンブレラ
雨の中歩くたびにＬＥＤライトが発光する傘です。雨がカサに触れる圧力をＰＤＶＦと呼ばれる導体膜組織を利用して発電する仕組みになっています。これが雨の中を光りながら歩く秘密です。
ソーラー・パティオ・アンブレラ
太陽電池で動くＬＥＤ付アンブレラです。最上部には太陽電池パネルが付いており、骨組みや接合部に１８個のＬＥＤライトがついています。取り外し可能なバッテリーはボタン１つで作動させることができ、ＬＥＤライトはフル充電時で最大８時間まで使用可能です。
ポケット・アンブレラ
デザイナー、シュウ・ユク・ユエンによる何とも変わったコンセプトです。カサ部分には新聞紙・ビニール袋に段ボールを使う環境にやさしい傘です。日傘としても最適なこの傘は骨組みだけで販売されて、消費者が自分でカサ部分に新聞などを貼り付けていく仕組みになっています。
電子ペーパー傘
キャンバス生地の代わりに電子ペーパーを使った傘です。この傘がもたらす違いは素晴らしく、あなたの気分を変えてくれる機能を持っているのです。例えばどんよりした雨模様の日には頭上で晴天のイメージ画像が表示されたりするのです。コンセプト段階ですが、６つの異なるイメージ画像が用意されています。
モンスーン・バーモントのリサイクル傘
リサイクルで作られた傘でハンドル部分はインドネシアからの木で、シルク生地でできたカサ部分をはじめほとんどの部品が廃品回収業者によって集められた廃棄物からできた見事な再生傘です。
