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ポートランドに設置されるアメリカ初の電気自動車急速充電ステーション

アメリカ・オレゴン州ポートランドは、初期のころから電気自動車の技術を取り入れてきた都市です。そしてその技術をさらに広めるために、バッテリーを使った技術を取り入れたアメリカ初の電気自動車充電ステーションを開設します。実際には、2年間の研究の一環として、このプロジェクトではエレクトリック·アベニュー(Electric Avenue) に設置する6つの急速充電ステーションを連携させます。ここでご紹介するのは兼松エレクトロニクス社が開発・設置した充電ステーションです。このステーションでは、わずか30分で充電を完了することができます。

Battery-Boosted Quick-Charger

エレクトリック・アベニューは、ポートランド市とポートランド州立大学(PSU)のエレクトリック・アベニュー、そしてポートランド・ゼネラル・エレクトリック社(PGE)との共同事業の一環です。この取り組みでは、充電技術、持続可能な輸送交通手段のための新しい方策といった、急速充電の動向を調査するためのものです。

大量の電気を使って30分で充電を行う直流電流の急速充電ステーションとは違い、兼松社のバッファー・バッテリー充電ステーションでは、既に充電済みのバッテリーパックから車への充電を行うことにより、グリッドへの負荷を軽減します。正確には、グリッドからの25キロワットの電力で50キロワットを出力します。残った電力はバッテリーパックから放電されます。

この最新技術は、グリッドの負担を最小限に抑え、ユーザーの財布にも優しいものとなる、電気自動車のためのインフラ開発にとって大きな進歩です。 すべてのユーザーが駐車料金を払うだけで、電気自動車の充電を行うことができるのです。

 

Via: Wired

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