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双胴船もハイブリッド・太陽エネルギーの時代へ

昨今の継続使用可能関連のエコ製品が自動車業界に広がっていく中、ついにその波は船舶関係にも及んできました。「バード・オブ・パラダイス」と名づけられた双胴船コンセプトはいい例で、23メートルの長さの海上用乗り物はハイブリッド電気動力システムとクリーンな太陽電池の両方で稼動します。

デザインに関しては近未来系感たっぷりで、10メートル幅のデッキには利用者の事を良く考えて配置されたスペースや座席がアレンジされています。ユーザーフレンドリーと言えば、収納式階段も設置されており専用器具で出し入れできます。しかし見た目のインパクトはなんといっても船体中央にあるスタイリッシュな黒を基調とした流線型の操縦席でしょう。

それでも、見た目以上にエコな技術が満載されているのがこの船舶のウリです。メイン低排ガス駆動部はロールスロイスに搭載されているハイブリッド電気動力システムからなり、エンジンの仕様はガソリンかディーゼルを選ぶことができ、ディーゼルでは最速25ノットまでが可能です。さらにはシャフト発電機はモーターとして機能してプロペラに動力を伝える役割を果たします。この場合には航行速度は限られてきますのでゆったりとビーチや海沿いを旋回することができるのです。

最後に中央の黒い部分の上にはソーラーパネルが取り付けられて動力を発生します。この電気は船の上の電気機器用に使われますが、動力用として使うと8ノットで進むことも可能です。

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