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バーディア社による挑戦!木の切れ端から安価な砂糖を作ろう

砂糖といえば、ドーナッツやティーに加える砂糖を思い出しますよね。でも、今回取り上げるのはちょっと違う砂糖です。最近話題になっているバイオ燃料のような発酵性の砂糖です。中でもバーディア社の挑戦を見てみましょう。この企業は操業を開始したばかりですが、ファンドレイジングをしながら木の切れ端から砂糖を抽出することを試みています。

Wood chips take acid bath en route to biochemicals.

ご存知のように砂糖はバイオ燃料やさまざまな化学製品の主な原料であり、その需要は家庭での使用以外にも広がっています。砂糖から作られたバイオ燃料を用いて車やトラックを走らせようというサイエンスが活気づいていますよね。しかし、トウモロコシのような穀物に頼ることはできません。それらの穀物は何より、人間や家畜のエサに使われるのですからね。それゆえ、砂糖を作れるけれど食物ではない原料の研究が行われるようになり、木の切れ端が砂糖生産に使えることが発見されました。この砂糖が最終的にはバイオ燃料に変換されるのです。

バーディア社はバージニア州で試験用プラントを可動させて、砂糖の生産過程を向上させようとしています。そのために、木材プランテーションから出た木の切れ端を使用します。酸加水分解によって木の中にあるセルロースから砂糖を分離させます。

この会社は操業以来、 ブリル&Co.やコスラ・ベンチャーズ、トリプル・ポイントなどの投資家たちから3500万ドルの株資金を集めることに成功してきました。そして、今年末までに最初のプラントを建設し始める予定です。2年以内にこのプラントを完成すれば、毎年15万トンの砂糖を生産することができるようになります。

参考サイト:CNET

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