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パームセンターパークに屋外太陽光発電キッチン設置決定

キッチンは家のなかでいちばん電気を使う部屋のひとつだと言える。一方にディッシュウォッシャー、もう一方には冷蔵庫、電子レンジ、ミキサーというように、キッチンはかなりの量のエネルギーを消費するところなのだ。プロジェクトはマーチンルーサーキング大通りとグリッグスロードにあるパームセンターパークで今年実行される予定だ。

Solar-powered kitchen to energize Palm Center

キッチンと一緒にコミュニティーガーデンも併設される。デモ用キッチンはプレファブ形式の鉄骨構造で屋根には4枚の800ワット太陽光発電パネルが設置される予定だ。太陽電池はシーリングファン、コンセント、照明の電源として使われる。貯水槽で貯めた雨水は庭の灌漑用水として活用する。プレハブ構造の建物では実物展示や持続可能性、健康、栄養についてのその他の情報もまた掲示される。

ヒューストンサウスイーストヒューストンイニシャティブ大学同様に地域のパートナーの人々はソーラーキッチンプロジェクトの陰の立役者だ。これに先立って、ヒューストンイニシャティブはアメニティー空間の創出や芸術活動を通して魅力的なパームセンターパークに改造する目的の助成金10万ドルを全米芸術基金から授与されていた。

持続可能性は今日の世界で生活をする上での鍵となる考え方だ。太陽光発電キッチンやその他の製品、例えばライティングサンドヒーティングシステムは独創的かつ先導性があり、確実に二酸化炭素排出量を最小値まで抑えるうえで、大きな役割を果たしている。また、エネルギー源はタダなのでガス電気水道代に与える影響はかなり大きい。事実、各国は再生可能エネルギーへの投資をかつてないほど活発に行っている。主なエネルギー源である化石燃料依存にする割合を減らし、汚染レベルを下げようと努力しているのだ。

太陽光発電はエネルギー需要を補足するひとつの手段だが、ソーラーパークデモキッチンにより、一般の人々の太陽光発電に対する投資が促されることも考えられる。多くの人は自然エネルギーにはまだ慎重だ。それゆえ、このように実物を使った販促は、太陽光発電に対する人々の不安を軽減し、そうでなければ環境に優しいエネルギーの利点を理解してもらえる活動となる。

Via: Chron

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