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トイレを再利用した歩道!どんどん環境に優しくなっていくベリンガム市

奇想天外なアイデアが、環境に優しいテクノロジーを牽引することってよくありますよね。ワシントンのベリンガム市では、最近、ゴミ捨て場に捨てられた磁器製トイレ400個以上をリサイクルして歩道を敷設したことで、環境愛好者たちの関心を引きつけています。使い古した便器が歩道になるなんて、ちょっと心配にさせてしまうかもしれませんね。

Streets Made From Toilets

でも、そんな心配はご無用ですよ。財政や生態系の面から考えると、このアイデアはとてもすばらしいものですよ。ベリンガム市当局は、エコフレンドリーと再生可能な生活を掲げたプロジェクトのためにこの歩道を作りました。莫大なお金が節約できて、他の再開発プロジェクトも進行できるのですから。

磁器製トイレを再利用して歩道を敷設することは、市中心部の6ブロック・メダーカンサス・エリストレイルプロジェクトの一環として行なわれています。これはベリンガム市の持続可能なプロジェクトですが、さらに通気性に優れた舗装道路やLED街灯、リサイクル素材を30%使用したアスファルト舗装道路など、その他多くのサステイナブルなプロジェクトも同時に行なわれます。

おもしろいことに、この便器による歩道プロジェクトは、新しく作られた「グリーンロード保証」を獲得するための最初の試みです。この保証では、LEEDプログラムがエコな建物に対してしているのと同じように、環境に優しい道路や街路を認定してくれます。その結果、グリーンロードはベリンガム市の歩道プロジェクトに「シルバー保証」を付与しました。

持続可能な開発を目指してさまざまな手法を広げていくことって、いつもすばらしいことですよね。今や世界は気候変動のような巨大な環境危機に瀕しており、開発にとってベストなことってグリーンな手法を採用することです。ベリンガム市は、廃棄された便器を使って歩道を作る方法について、賞賛に値する事例を示してくれたのです。

Via: Earth911

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