私達は、リサイクル廃棄素材で作られた、多くの革新的な物を見てきました。 今回は、ノルウェー人デザイナーのラース・ベラー・フジェットランド氏が、見事な鳥を作るために使用済み木材をリサイクルするという、全く異なるアプローチを紹介しています。 これらのハンドメイドの鳥の個性は多くの人の注目を集めますが、この鳥は、直ぐに捨てられる他の廃棄物となる製品と比べると、かなり長い間大切にされます。
フジェットランド氏はYouTubeのトレーニングビデオ見て覚えた木工技術を使って、これらの鳥を作っています。 廃棄テーブルの脚と肘掛を、地元のゴミ置き場から集める所から始まり、一日かけて塗料を剥がし釘を全て取り除きます。彼によると、作業の全行程でこれが一番難しい部分で、それが終わると接着用の木材を用意し、彼の手で異なる種類の美しい鳥に変えられます。
彼の工房の近くに落ちていた古い窓の硬材からキウィ鳥を作ったように、鳥の種類の違いは、集めてきた木材の種類に依存します。 フジェットランドはベルゲン国立芸術アカデミーを卒業し、リサイクル廃材を使ってこれらの可愛らしい鳥を制作する事で、より高みへと上って行きました。 かれは現在までに３０体の鳥を作っており、一つ一つが残りの鳥とは違っています。 其々の鳥は他のものとは非常に異なるもので、彼が最後に嘴と人当たりの良い１対の目を付ける時に、この違いが明らかになります。
これらの使用済み木材で作られた木製の鳥は、ユニークなアート作品として家を美しく飾るだけでなく、地球を廃棄ゴミ素材の危険から救い、それらをごみ処理場で終わりを迎えない事を約束しています。 フジェットランドは最近、彼の鳥を作る事でイタリアの企業ディシプリンと契約を結びました。 それらは完全なハンドメイドではありませんが、残り木材だけで作られ、その大量生産に役立つでしょう。
Via: ファーストコーデザイン
