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宮中庭園や優しい環境を兼ね備えた場所に改修される、シカゴのネイビーピア

ジェームス・コーナー(James Corner)率いるデザイナー集団「フィールド・オペレーション(Field Operation)」が、シカゴ市の象徴的なネイビー・ピア(Navy Pier)の再設計と改修を行う権利を獲得しました。新しいプランは、すでに人気のネイビーピアに、冬期にはスケートリンクになるプールや、砂浜のビーチエリアを作って、より多くの観光客を呼び込もうというものです。しかしこの改修は、それだけにとどまりません。

James Corner Field Operations Wins Competition To Redesign Chicago’s Navy Pier

新しい公園にはシカゴのくつろいだ風景を見渡すことができる巨大な観覧車や、プロジェクト全体に緑を加える空中庭園も造られます。空中庭園だけでなく、この場所全体を周辺に生息する生物たちの営巣地にすることが計画されています。シカゴ市の予算に制限があるため、このプロジェクトには派手さはありませんし、最高に環境に優しいものというわけではありませんが、訪れる人々は高くなったシーティング(座る場所)から、最高の景色を臨むことができます。

このプロジェクトは、ネイビーピアの100周年にあたる2016年の完成を予定しています。環境に優しい作業とはいえないものになるかもしれませんが、作られる空中庭園は必ずや、この都市の空気中二酸化炭素排出量を減らすことに役立ち、他の建物を建てるにあたってのクリーンな技術の採用を促進するはずです。ネイビーピアの改修工事を見守りつつ、将来的にこの街の系統電力への依存を減らす代替エネルギーの採用を期待しましょう。まずは、ソーラーパネルの屋根から…

Via: Inhabitat/WBEZ

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