ecofriend.com

ソーラーパワーラジオステーションが意外なところに

コンゴの森の奥深くに入っていくと、ほとんど一般コミュニケーションで交信することが不可能で、川や森がたくさんあって人が入っていくのも難しいようなところです。そのような奥地オシュウェには22000人が住み着いており実際に立ち入るのにはキンシャシャから飛ぶ飛行機でしか方法が無く、そんなわけですから電気の供給もままなりません。唯一の外界との接点といえば地元のラジオ局「テレビジョン・ボンデコ」ですがこれも一日4時間、夜6時から10時の間に限られています。

このラジオ局は周辺地域の貴重な情報源やニュースソースとして住民が大変頼りにしていて、ボランティアによって運営されてディーゼルを燃料として電子機器を使用しています。しかし、このような離れの地ですからディーゼルがなくなってしまい何日間もラジオが流れないということはよくある話なのです。

しかし、環境保護団体グリーンピースなどが率先して 太陽電池発電施設の建設に着手しています。熱帯地方ですから年中太陽光には事欠きませんから、すぐに継続してラジオが運営されて放送時間も伸びることが期待されます。それだけでなく周波数の届く範囲が100キロ広がってより多くの人が外界とのつながりを持つことが出来るようになります。

このプロジェクトなどは代替 エコエネルギーが一般電気施設をはるかにしのぐ活躍ぶりを示せる良い例だといえるでしょう。

Today's Top Articles:

Scroll to Top