ハイブリッドカーは排ガス問題には一番よい対応策です。その理由としてはたくさんありますが、まず最初に電気とガソリンは良く補填しあって燃費効率アップに寄与してくれ、次にはまず今のところ技術問題のために完全にエコ代替エネルギーへの以降が現実的ではないというのもあります。したがってハイブリッドカーは車が環境に及ぼす影響に対して現実的な対応手段だといえるのです。
エオルス・コンセプトカー
エオルス・ハイブリッドコンセプトカーはスポーティーさを前面に出した次世代型です。これは中国の自動車メーカー、ギーリーの監修の元ユハン・ザンによってデザインされました。小型で安い素材からできており２０１４年までに市場に登場する見込みです。値段は＄８０００以下に抑えてインド・中国に多く売り込みたいとしています。
トヨタ２０１３ＮＳ４
このプラグイン・ハイブリッドは数年後にトヨタから発売される予定のエコカーですが、新しい駆動システムと安全性能の採用の他はあまり詳細は明らかにされていません。同社のプリウス系列で販売されその他のトヨタのラインアップにも技術が応用されることになっています。
ポルシェ・プラグインハイブリッド９１８スパイダー
パフォーマンスを重視したハイブリッドカーです。Ｖ８エンジン搭載で２つの電気モーターを内蔵し、それぞれ５００・２１８馬力を発揮します。それでいて１００キロの走行でわずか３リットルしか燃料を消費しません。
エニグマ・コンセプトスーパーカー
ポール・ハウスによってデザインされたエニグマは近未来的コンセプトカーで生物電気ハイブリッド技術を採用します。窓の変わりにカメラとプロジェクターで視界を確保し、ボンネットが屋根まで伸びるデザインです。しかもその材質は車というよりあたかも彫刻作品のようです。
フォルクスワーゲン ＸＬ１
燃費がわずか１００キロあたり０・９リッターの新コンセプトカーです。プラグインで２シリンダーＴＤＩエンジン搭載し「ユーロＶＩ排ガス規制」にも適合しています。このモデルは２００９年に発表されたＬ１モデル、そして２００２年型の１リッターバージョンにとってかわります。
エスプリ・ハイブリッドスポーツカー
ロータス社製のこの車は２シーターのエコカーで最高時速２０５マイルを誇り５リッターのＶ８エンジンで６２０馬力７２０ＮＭトルクを発揮します。Ｖ８エンジンは７速ＤＣＴ可変システムによる後輪駆動で、ＫＥＲＳシステムによってＦ１カーのようにブレーキで失われたエネルギーを自動回復することができます。
スバル ハイブリッド
２０１３年の発表を目指したこのスバル・ハイブリッドは２００９年に発表されたハイブリッド・ツアラーのコンセプトを元にした、２リッターターボ・ボクサーエンジンとＣＴＶトランスミッションが特徴です。車体の前後には２種類の電気モーターが付いていますが、エンジンの種類や他の採用技術などの詳細は明らかにされていません。
ＢＷＭ ビジョン
小型車としての燃費や排ガス量に優れた４シータースポーツカーです。この車はＢＭＷのアクティブハイブリッド技術を元にした３シリンダーディーゼルと前輪部はハイブリッドシンクロエンジン、後輪部はフルハイブリッドエンジンとの組み合わせです。時速６２マイルまでは４．８秒で到達し充電電池はフル充電時に５０キロまで走行が可能です。
マセラッティ ムリネロ
ホセイン・ガラマーニによってデザインされたマセラッティ・ムリネロは海の波を思わせるデザインが特徴的です。走行時の荒々しいノイズもその見た目に良く合います。ハイブリッドから来る水のイメージをいかしたエコカーです。エンジンはハイブリッドでエコフレンドリーに走ります。
フィスカー・サーフ
ゴージャス、スタイリッシュ、環境への配慮を全て兼ね備えた夢のエコフレンドリーカーです。プラグインハイブリッドエンジンで見た感じはフェラーリのようでもあります。しかし値段は本物のフェラーリの３分の一で軽めの足回り、車内スペースもバッチリ確保されています。
レクサスＬＦ－ＬＣ
将来的に販売が見込まれているハイブリッドカーです。見た目的にはスポーツとセダンの融合という感じで、詳細は明らかになっていませんが先代レクサス・ハイブリッドを一歩進めたクリーンエコカーになるようです。
シトロエン・タラニス
ピーター・ノリスによってデザインされて、バイクと車の両方を備えた感じの乗り物です。トランスフォーマーのようなアクション映画から影響を受けたデザインで、電気モーターで動きます。
ヒュンダイ・ヌビス
乗客全員とカーナビをもつなぐタッチセンサー・システム機能を内蔵し、インテリアにはリサイクル素材が使われています。エンジンなどの細かなデータは明らかにされていません。
アウディ・オニキス
アンドルス・シプリアンによってデザインされ、Ｖ１２エンジンと８５キロワット電気モーターを装備します。エンジンは車の真ん中に搭載され、ブレーキ時に失われるパワーを確保しておくフライホイールアキュミレーターを装備しています。ボディのデザインも先代のアウディシリーズに似ています。
シボレー・ミレイ
最新のハイブリッド駆動とシボレーの独特のデザインが融合しました。リチウムイオン電池によって動く１５キロワットの電気モーターはブレーキ部分で再充電されます。エンジンは１．５リッター４シリンダーエンジンで左右のホイールを独立トルクコントロールします。
フォードＥＶＯＳ
車と人との一体化をコンセプトに掲げまるで自宅やオフィスにいるかのような感覚に陥る車です。室内空気センサー、フィルターシステム、リチウムイオンプラグインハイブリッド駆動を備え、この車自体は一般道で走ることは無いでしょうがフォードの他社にそのアイデアが応用されていくことになります。
アキュラ ＮＳＸ
２００５年に登場した人気モデルＮＳＸスーパーカーの最新版です。エンジンは中心部に搭載されバランスと効率性を高めます。ハイブリッドスーパーハンドリングＡＷＤシステムも標準装備し、前輪部は２つの電気モーターで動き後輪はＶ６エンジンで動きます。
インフィニティ・エッセンス
ニッサンとルイ・ビトンで共同開発されたハイブリッド駆動の３．７リッターＶ６ガソリンエンジンと電気モーターで動きます。エンジンは独立で動いたり一緒に動いてエキストラパワーを発揮します。ニッサンのエコ事業参加の切り札として最近導入されました。
トヨタ・ＦＴ－Ｂｈ
超小型ハイブリッドコンセプトカーで、燃費と排ガスに焦点をあてて開発されました。デザイナーは高張力の鉄、アルミ、マグネシウムをボディーに採用し２５％の軽量化に成功しています。独特の空気抵抗性も効率を良く考えて出来ておりハイブリッド駆動は排ガスを低くして一ガロン当たり１３５・５マイル走行が可能です。
ＧＹＭ コンセプトカー
ダ・フェングによってデザインされたコンセプトカーはこれまでのハイブリッドカーとは一線を画します。一人乗りの人力・電気ハイブリッドカーですから、内蔵エクササイズマシンでドライバーが発電した電気を使うため、健康に良い上にエコ運転にも役立つというスグレモノです。
