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唯一無二のミニチュアシティがポテトの彫刻によって作られる

ピーター・ルートという名前を聞いたことはないでしょうか、彼はホチキスの芯の積み重ねによる完全なミニュアシティ、「Ephemicropolis」など、信じられないコンセプトの作品群で知られる、デザインの世界に新たなブームを巻き起こしたアーティストです。その作品は素晴らしい想像力の片鱗をうかがわせるものです。このイギリス出身のアーティストは難解で入り組んだ物に対する眼力があります。最近彼が手がけたアート作品は、ポテトの表面に彫られた唯一無二のポテトシティスコープです。

Plot – A Stunning Cityscape Made of Carved Potatoes

この誰もまねのできないポテトシティモデルは、「Plot」と名付けられ、イスタンブールで製作されました。ピーター・ルートはこの作品をつくるのに80キログラムのポテトを彫り、家やオフィスビルディングを形づくったり、構成するのに3週間かけました。この全体の製作プロセスにおいて、彼は一つのナイフと、自転車修理のための工具しか使いませんでした。彼が製作した作品は、マーケットなどで難なく手に入るポテトが材料ですが、彫刻されたり、切り刻まれたり薄切りにされたり、穴をあけられたりして乾かされ、それ以上の素晴らしいものになりました。

ポテトは、しばしば切断されたあと、乾燥して固くなりますが、それがすこし太古の帝国の残滓的な雰囲気を醸し出しています。ピーター・ルートはすべてのポテトの皮を剥ぎ、彼が望んだように、新たに育っていくように仕向けます。これは大量のポテトの皮を剥くという、彼の労力をムダにしないばかりか、彼のアート作品において、朽ちて乾いた材料のなかに、ポテトのフレッシュなパーツを加えています。

ピーター・ルートは、イスタンブールでバケーションを過ごしているときにこのポテトで作ったミニチュアシティ作品の構想を得たといいます。この素晴らしく綿密で複雑な街の建築物は、宗教的シンボルであるモスクやTVアンテナ、窓まで細部にわたってこだわって作られています。

オディッティセントラルより

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