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カーボンナノチューブ内蔵のソーラーセルが、窓を資源ジェネレーターに

建物の窓がもし資源ジェネレーターになったら、という夢がもうすぐ実現しそうです。フリンダース大学の科学者達によってカーボンナノチューブを使ったソーラーセルが発明されたお陰で今となっては簡単に窓ガラスを太陽光を使った資源ジェネレーター光を使ったに変えることができるようになりました。新しく発明されたソーラーセルは透明であり、屋外の景色や自然の光を遮ることなく、窓のカーテンとして取り入れるなどフレキシブルな対応も可能です。

Solar cell turns windows into generators

同大学の化学、物理学教授である、マーク・ビセット博士のもとで働く研究者達がカーボンナノチューブを発明しました。新しいソーラーパワー取り入れのテクノロジーは、植物が太陽光からエネルギーを得る光合成の働きを再現したものです。カーボンナノチューブは、伝導性のあるガラスの2つのシートの間に置かれ、より低コストなソーラーセルを作り出すことができると、ビセット博士はコメントしています。

まさに今こそ、フリンダー大学の研究者によって開発されたような環境に優しいソーラーテクノロジーを世界が導入すべきときかもしれません。いままでのシリコン製のソーラーセルは高額なだけではなく、あまりエコフレンドリーのコンセプトに合うものではありませんでした。シリコンソーラーセルを作るには、より多くの化石燃料を使用しなければなりません。また最終的に、10パーセントのエネルギー効率しかありません。つまりたとえエネルギー効率を最適にしたとしても、シリコンソーラーは、開発に取り組んでいる段階において消費するエネルギーを取り戻すのに数年かかるという計算になります。

研究者達によると、その窓ガラス、ペイントできるソーラーセルは、まだ開発段階に過ぎないといいます。また、商業生産するにも時期尚早ということです。実際カーボンナノチューブ製のソーラーパネルが店頭に並ぶにはだいたい10年くらいかかかる見込みのようです。

フリンダーズより

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