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モノキャスコ・エレクトリック、アート・ティック社のグリーンバーションはサンチアゴ・エレロにインスパイアされて登場

イミテーションこそ心からの賛辞の表明であるといいますが、特にデザインスタジオアート・ティック社は、今からご紹介するケースにおいては、当然ながらレーシング界の伝説であるサンチアゴ・エレロに対して、尊敬と賛辞を寄せているようです。アート・ティック社の最新のデザイン、電動バイクのコンセプトは都会の通勤者用に製造され、スペインレーシング界初期の最も偉大なヒーロの一人であるサンチアゴ・エレロへ捧げられたものであるだけではなく、環境に優しく、しかもクリーン、いまの流行にも合っています。この新しいコンセプトの電気バイクはアート・ティックにより製造され、電気エンジンによって作動するこのバイクは炭素の排出と化石燃料の消費を減らすことを約束しています。

Monocasco Electric Bike by ART-TIC

いまだにこれをつくったデザイナー達、モノキャスコ・エレクトリックが、この商品について何を表現したのかをお知らせしていませんでしたが、つまりこの商品はここそこでちょっとした調整を加えられた、オリジナルであるオッサ・モノキャスコバイクを模倣してデザインしたものなのです。この新しいバイクに加えられたシートのポジションのような部分的な変更、つまり電動自転車バージョンは、より乗り心地が良いように改良され、レーシングトラックより実際の道を走るのに適したものになるように、しっかり実用化されています。デザイン自体は、レトロで、70年代から60年代のモーターレーシング界の完全復刻版のように見え、未来的というより懐古趣味です。

サンチアゴ・エレロにインスピレーションを得てこのバイクが作られたことを考えると、彼に触れない訳にはいかないでしょう。この著名なレーサーはバイク会社オッサと、チャンピオンシップで優勝するためのバイクを共同開発していましたが、1970年のマン島グランプリレースでオッサのバイクに乗っていたときに事故によって命を落としました。その事故はとても衝撃的で、オッサにとっては二度とレースに参入できないほど重大事件でした。でもこの街走り用のロードバイクの開発によって、もしかするとモノキャスコ・エレクトリックのようなモデル、リミテッドバージョンをサンチアゴ・エレロへのオマージュとして披露するかもしれません。

ビューティフルライフより

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