寒い冬、少しだけ余分な心地よさを感じるために、エネルギーを無駄にしているということをこれまで考えた事はありますか。本格的な冬到来の前に、体もお財布の中も温かく保つちょっとした省エネのコツをお教えしましょう。これで、真冬の熱の損失を防止し、電気代節約になることまちがいなしです。
まずは、とてもシンプルなDIYより始めてみましょう。
家を観察する
まず、家をじっくり観察してみましょう。壁や窓などにひびや隙間があるようでしたら、塞ぎましょう。お値段もお手頃で、使い方も簡単なコーキング材や、ウェザーストリップなどの隙間ふさぎを窓やドアなどに取り付けるだけで、驚くほどの省エネ効果が期待できます。DIYで対処できない場合は、プロにお任せしましょう。
ガス・セントラル・ヒーティング・システムのフィルター交換
ガス・セントラル・ヒーティング・システムのフィルター交換を忘れずに。効率的な暖房炉を保つためには、とても重要です。ガス・システムは隔年ごとに、石油システムは毎年メンテナンスが必要です。
空気の漏れ
古い暖房システムは、ダクトに空気の漏れが発生しやすいです。ダクトテープを交換するなどして、空気の漏れを封印しましょう。長持ちするように、そのような用途向けに設計されたマスチック・シーラントやテープを使用します。
サーモスタットを低い温度に設定する
サーモスタットを低い温度に設定してください!少なくとも一日一時間だけでも実行すると、電気代は約10%も節約できます。代わりに一枚余分に服を着る事で寒さに対処できます。
暖房システムのスイッチを切る
家を出る一時間前に、暖房のスイッチを切ってください。こうすれば、家を出るころはまだ十分に暖かく、しかも電気も節約できます。
自然の暖かさを楽しむ
小春日和には、自然の暖かさを感じてください。ブラインドやカーテンを開け、太陽の光で室内を暖めてください。また、とても暑くなった場合、ドアや窓は開けずに、サーモスタットを低めに設定しましょう。夜、窓にカーテンを下ろすことによって、寒くなる夜でも室内は暖かさを維持できることになります。
断熱材は省エネのカギ
断熱材は省エネのカギ、マントラ(呪文)です。屋根裏や地下室を断熱することは、冬場、室内から屋根裏への熱の流れを遮断する事ができます。また、使っていない全ての部屋を閉めましょう。暖房が必要なエリアを少なくすることが大切です。
冷蔵庫のドアの開閉の制限
冷蔵庫のドアの開閉を制限しましょう。ドアを開ける際、冷たい空気が引っ張られます。圧縮機がそれを感知し作動し始め、多くのエネルギーを消費する事になります。
温水器の温度設定を低めに
温水器の温度設定を低めにしましょう。温水器の温度を55度(華氏約130度)に設定する事によって、少ないエネルギーで水をその温度に沸かし、保つ事ができます。温水器の設定を約5度下げる度に、3~5%のエネルギーが節約できます。
暖炉のダンパーを閉じる
暖炉を使用しないときは、必ずダンパーを閉じてください。開いたままにしておくと、冷たい空気が室内に入り込み、家の暖房の能率が悪くなります。
省エネは、それほど難しいことではありません。ただ、節約する方法を模索していけばいいのです。ほんの少しの省エネのコツを実行する事によって、大きな違いを生むことができるのです。