ボケーリア在住の機械技師ジェイ・ニガードさんは自宅で専業主夫をしていたさいに 省エネホームの建築を成し遂げました。先見性に優れた彼は毎年１０％上昇する電気代をみて、将来を考えた際に自宅を省エネ化する必要があると考えたのです。ではどうやって＄２００から＄７５まで節約することができるようになったのでしょうか。
屋根の片側ずつに８つの太陽電池に加えて太陽電池式扇風機が付けられて温熱を吹き飛ばして温度を一定に保ちます。別の扇風機が玄関ポーチに付けられており１２ワットの太陽電池で稼動しています。そして８０ガロンの 太陽電池式温水ポンプも取り付けられており温水が無料で使用できることになります。
洋服の乾燥は裏庭で行い乾燥機は一切使いません。インテリアに関しては壁は断熱効果がされており防音や保温に役立ち、断熱カーテンを全ての窓に装備して熱を逃がさない工夫がされています。
バックアップとして太陽発電機をいくつも用意し、通常の追加電力の他、停電の際にも自家発電を可能にしています。料理用に 太陽電池式オーブンを設置して、ニガードさんによるとこの方法で料理すると水分を逃がさず閉じ込めて美味しく出来上がるということです。
この例から環境と一体化したライフスタイルを形作るには習慣を変えるという事がどれだけ意味を持つかということが見て取ることができます。こうしてニガードさんは実際に電気代を＄２００から＄７５まで節約することができたのです。
