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エコな未来へ向けた水素駆動の車

水素は私たちの身の回りに大量に存在することから地球温暖化や電気危機に対抗するべく化石燃料の代替エネルギーとして注目されています。燃料電池で車を動かすこと自体は新しくは無いうえ、コストの高さや水素の保存における危険性などが指摘されてマイナス面ばかりが目立ってしまっていました。自動車業界はここにきてこのマイナス面を解消したコンセプトカーを続々と発表してきたのですがここでは20個の例を挙げて、排気パイプからは水しか出てこない水素で動くコンセプトカーを見ていきましょう。

BMW HR2ハイブリッド

BMW HR2ハイブリッドはプロトタイプのレース仕様のみですからショールームでは見られません。BMWはハイブリッドカーの技術を用いて燃料電池車の開発にも力を注ぎ、7シリーズのプロダクションサイクルの一環としてダブルモデルバージョンの製品、つまり水素とガソリンの両方で走る車を発表すると公表しています。

ロン・モーターズ スコーピオン・ロードスター

ロン・モータズによって開発されたスコーピオン・ロードスターは水素とガソリンの両方で動き排ガスを削減する他、スーパーカー独特のスリリングな走りも約束します。車体は低ノーズのフロント、流線型ヘッドランプ、フード排気に加えフェンダーとフロントドア部の巨大空気取り入れ口などが特徴です。

H2レーサー

2009年に世界最速の水素カーを目指して作られました。記録のためだけでなく、クリーン燃料の威力を世界に証明することも念頭に入れられ、通常エンジンを水素仕様に改造してあります。したがってエコエンジンにも関わらず最高時速170キロ越えを果たしたのです。

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オゾン

おもちゃ屋トイランドから出てきたかのような水素式燃料電池移動システムです。独立電気モーターで制御された2つの巨大タイヤに包まれているかたちになり、風変わり・むちゃくちゃなといった形容がふさわしいでしょう。

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シティー・コンセプトカー

マット・ブラッドリーによってデザインされたこの車は、水素燃料電池で走りおしりをあげて駐車が可能です。垂直に駐車なんて聞いたことも無いでしょうが軽量ボディーと外に突き出たタイヤを考えるとそれほど無謀なアイデアでもありません。

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アストン・マーチンDBGT2025

西シドニー大学の産業デザイン専攻のブレンダン・ウールセイのデザインしたコンセプトカーは水を水素と酸素に替えて走ります。水素は燃料として排気ガスゼロを実現し、排気パイプからは蒸発水と少しの熱しか排出されません。さらに時速0から62マイルまで4・3秒で到達する点も特長の1つでしょう。

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ルノー ビテッセ

ジェームス・ローガンによってデザインされたこの車は小さくてエコフレンドリーな製品です。超軽量のハイブリッドプラスチックを使用しながらエコな水素燃料電池で走ります。また、後ろには自転車用ラックも取り付けられてルーフラックの必要を無くすのですが、見た目に変わっているだけでなく正直言って全体のデザインを駄目にするものです。

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フォルクスワーゲン スプリンター

スマート・フォーツーに影響を受けたと思われるコンセプトカーですが、ガソリンの代わりに水素燃料電池で動きます。2シーターのこの車はフォルクスワーゲン用にロゴをあしらったラジエターグリルなどに変更が施されています。駐車が問題となっている込み合った都市部において大活躍するでしょう。

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ヒュンダイ 2020

ニコラス・ストーンデザインのこの2020は植物に影響をうけました。つまり太陽光と水からエネルギーを発生するというもので、太陽電池が発電して水中の電子を運び水素を発生させて燃料とするのです。

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ジャガーC-XC

フィリップ・ディーンがデザインしたこの車は水素燃料駆動システムが車の全体を包むガラスの下に搭載され見た目に特徴的です。タイヤ部分もカバーされており見た目にアクセントを加えています。排気ガスゼロエンジンだけでなく、ボディーは環境に優しいように作られていて、タンニンなめし皮やリサイクルされたペットボトルから作られるようにデザインされています。

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RT20

マシュー・ルイスがデザインしたRt20は液体水素で走ります。エンジンはツインターボV6ですからパワー満点で安全性や乗り心地もバッチリです。一般的なスプリング式サスではなく電子マグネット式に変えられ反応を高め、電流の調整によってサスの反応性を変化させることもできます。

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ホンダ FC Sport

FCスポートはFCXクラリティーコンセプトカーの流れをくみ、高出力燃料電池が後部座席間に備えられバックアップ電池は車の中心部に取り付けられます。

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バハ1000バギー

デトロイト在住ベトナム系アメリカ人のドン・トランによってデザインされたこのバギーはメキシコのバハ・カリフォルニア半島レース用にデザインされました。水素電池が車に内蔵した太陽電池によって補助させられ、レースの期間もずっと燃料を提供し続けます。水素の使用で排気パイプから出て来るのは水のみで、これをリサイクルしてドライバーの飲み水として使用するのです。

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マツダ トンボ

ヨーロッパマツダとデテック・デザインによってデザインされ、排出されるのは水だけという水素燃料電池車です。リンスピード・スキューバのように水中走行を目的にデザインされました。特徴的なものとしては特殊駐車システムがあげられます。

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GM ハイドロゲン4

440個の単体水素電池によってカーボンファイバー貯蔵タンクからの水素と、大気中の酸素とを混ぜ合わせて電気を起こし最高時速100マイルを実現します。ちなみに時速0から62マイルまでは12秒です。

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フォルクスワーゲン シティゼン

電池と水素燃料電池で走る車です。タイヤは180度回転可能でUターンが楽チンです。またジョイスティックで運転し、前の席ならどちらからでも使用ができます。

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ホンダ プヨ

環境へのやさしさを第一に、水素燃料電池式のプヨはペットのようにフレンドリーで暖かみのある、人と車の強いつながりをテーマにしています。既成概念を覆す継ぎ目の無い箱型の車体は空間を有効利用してシルキーなフィーリングを醸し出します。ゼリービーンのような形をした独特の車体は乳母車を思い起こさせ、柔らかな素材を使ったインテリアが快適さも演出してくれます。

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BRB エボリューション

ダニエル・ベイリーデザインの水素燃料電池式車です。特に駐車時の煩わしさから開放するためにデザインされています。コンセプト自体は大変シンプルですが注目に値しなおかつ信頼性の置けるものです。

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サファリ

サファリのメインコンセプトは大型車の持つ頑丈さです。エネルギー消費量も大型車並でそれをファイバーパネルやスライドドア、ロールバーなどがしっかりと保護しまさに夢のコンパクトカーとでも言うべき一品です。

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ベンツ Fセル

メルセデス ベンツのシンデルフィンゲン工場で150人の訓練生によってデザインされたこのFセル・ロードスターはアートとテクノロジーの混在がユニークです。1.2キロワットハイブリッド駆動により最高時速15マイル、走行可能距離210マイルを達成します。もちろんこのスピード自体は特筆するほどのものではありませんが、過去と現在の車のデザインを見事に融合させた見た目は素晴らしいものがあります。

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