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世界水対戦が2040年に起きる?

人工の急激な増加に伴って天然素材の消費は進む一方です。戦争というとオイルや土地を我が物にしようとする権利をめぐってのものが一般でしたが、将来的には水をめぐって争いが起こる可能性もあるのです。水は人類の生存には必要不可欠ですからこれ無しでは皆生きていけません。アメリカの情報機関によると、水を無駄にする量と高い需要が相まって「水戦争」が勃発する可能性は捨て切れないとしています。レポートでは需要が供給の40%以上にも膨れ上がるかもしれないということですから、これによってどのようなことが起こりうるかは想像に難くありません。

このような非常事態は今に始まったことではなく、過去にうまく処理できていればこのようなことにはなっていません。しかし知識の無さや管理能力の欠如によってこのような現状になってしまっているのです。水の危機問題に関してはこれまでにインド、パキスタン、シリア、そしてイラクで深刻になっており、水源を共有することで隣国同士牽制しあうような事態も起こりうるのです。

レポートはさらに続けて2040年までにアメリカの貿易は貿易先が水力発電に困窮することでその大きなあおりを食らうという見方をしています。インドのブラーマプトラ川は特に、何かしらの手段を講じなければ最も水不足になりやすい川です。しかもインドとお隣の国バングラデシュを結んでいますから将来的に水戦争が起こりやすい環境であるのは確かです。

今のうちに有効な手を打っておけば、水戦争などというものに将来を心配する必要は全くありません。もちろん再生利用可能な天然素材として水を取り扱うには多くのはたらきが求められますが、これが達成できれば貴重な資源が誰にでも行き渡ることのできる明るい将来が見えてきます。

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