ecofriend.com

太陽電池利用の新生キングスクロス駅

イギリスの有名なキングス・クロス駅が大掛かりな改装工事の真っ最中です。特に太陽電池パネルの設置が話題を呼んでおり、1300万ポンドをかけて執り行われています。新しくできた屋根自体も各方面から賞賛を得ていますが、それ以上に 太陽電池パネルの設置が大きな意味を持つことになります。このシステムは240キロワットを発電供給可能で、一刻も早い完成が待たれています。

太陽電池パネルは2つの新しいガラス製アーチ天井と共に設置されました。 太陽電池はガラスラミネート製の1392個のユニットと接続し、2300平方メーターにわたって天井に広がっています。足場を確保しながらの作業や厳しい作業基準に従って何も電線の上に落とさないように最新の注意が払われました。その厳しさを知る上で、例えばペンなどの小物もエレベーターで移動され、駅の利用客や送電線の上に落ちないように気を使われたのです。

しかしイギリス人の勤勉さによってこのような厳しい労働コンディションにおいても全てが計画通りに進み、来夏には完成の見込みです。完成後は太陽電池パネルが年間175000キロワットを発電し 排ガス削減量は年間100トンにものぼります。

また屋根だけでなく発券エリア、建物のオリジナル部分やメイン建築部の屋根も改修されました。

このプロジェクトだけでなく、ブラックフライアーズ駅にはさらにその上を行く4400個の太陽電池パネルがテームズ川に架かる橋の上に設置されているのです。

Today's Top Articles:

Scroll to Top