カリフォルニア州は、環境への取り組みの一環として2020年までに20％の水使用量を節減するという大胆な目標を発表しました。カリフォルニア州では、最先端の技術を使い、無駄の削減と排水のリサイクルに役立てようとしています。ただし、ソノマ・カウンティのバレー・オブ・ザ・ムーンなど、カリフォルニア州には水不足に悩む地域が複数あることを考えると、言うほど簡単ではありません。そこで、IBMイスラエルが助けに乗り出しました。
なぜカリフォルニアの問題を、米国のIBMでなく、IBMイスラエルが扱うのか、というと、中東のIBMは水の管理については、世界最高のチームだからです。イスラエルは建国以来干ばつに常に対処してきたので、この地域は現在まで、世界最高の水管理技術を採用し、開発してきました。カリフォルニアに話を戻しますと、IBMイスラエルによって、バレー・オブ・ザ・ムーンに新しい統合型システムが配備されました。これは、水の使用量の統計と分析、そして最良のソリューションを提供します。
また児童の水漏れ探知システムと水管理プランを使って、地域の水資源をスマートで理にかなった方法で配分できるようにします。現在はまだ試験段階ですが、6か月中には米国のその他の地域でも同じような事業が始まる予定です。IBMイスラエルは、データーの分析と水技術については自社が最高であることは争う余地がないと考えています。カリフォルニア州の掲げる目標に達したら、その主張はさらに確たるものになるでしょう。
出典: Israel21c
