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奇抜で地球に優しいコンセプト車

私たちが目にするコンセプトカーはどれも素晴らしいです。地球を救うことを盛り込めばさらに素晴らしさが際立つでしょう。地球に優しいだけでなく大変素晴らしい息をのむようなコンセプトカー10例をご紹介します。

プジョー Globule(球)

デザイナーであるDesigner Ahmad Moslemi Far は、プジョーのGlobuleの生みの親であり、Globuleの車の名前は複数の球であることに由来しています。このプジョーのGlobuleは4人席であり、4つの独立したキャビンの集合体となっており、変形可能な可塑性ポリマーで覆われています。このキャビンは単一の個体のように相互に動作し、この動作は動力を個々の電動駆動機に供給する集中電池システムを共有することによって実現されています。周辺の道路状況によってGlobuleはその形状を周辺環境に合わせた形状に変えることができます。そうすることにより、Globuleは横向き座席の4席から縦並びの4席へ変形できるのです。このプジョーのGlobuleは垂直に重ねた状態で駐車することもでき、駐車スペースを節約することができます。素晴らしいですがプジョーGlobuleは雑踏する都会において実行可能な省スペース型輸送問題解決の好例となります。

 

電気自動車TransforMISS

将来には、ドライブすればトランスフォーマー映画が異質に見えないような巧妙な仕掛けのある機械を乗り回すようになるでしょう。そうそう、電気自動車TransforMISSは、自動車からバイク、さらには三輪車にまで変形することができます。デザイナーのThierry Dumaineは中央部に搭載された電動機によって動作する珍しいコンセプトカーを設計しました。ペーパーボードを使用して制作されており、内装も緑色に統一されています。一方、デザイナーによると、変化し続ける女性によって感化されたとしています。この点についての世界の女性たちの意見はどのようなものになるか、想像もつきません。

 

MINILUX

こちらにご紹介するのは、動力としてだけでなく、配電網としても機能する、太陽光を利用したコンセプトカーです。そう、MINILUXは近隣の配電網に電力を送るのにソーラーパネルを使用します。デザイナーのJukka Rautiainenが考案したMINILUXには、現在宇宙船の保護に使用されているガリウムヒ素の太陽電池を使用しています。この車は、一週間の大半、所有者の駐車場に停めたままのレジャー用途の車としてデザインされています。MINILUXは、停車中でも電力を供給する輸送手段です。

Helios ATV コンセプト

電力を配電網へ供給可能なコンセプトカーを続けてご紹介します。こちらはHeliosです。一目すると、Helios ATVコンセプトは、火星へのローバー探検家かと見間違われるでしょう。このATVは、デザイナーのKim Gu-Hanによる考案です。Heliosは太陽エネルギーで動作し、エネルギーステーションとしても動作することができます。羽のようにすべてのソーラーパネルが広がっています。太陽光パネルが開いているときに運転することは不可能です。

BMW Lovos コンセプトカー

Pforzheim大学の卒業生であるAnne Forschneの作品であるLovosコンセプトカーを一見したらBMWファンは委縮してしまうでしょう。自然界の様々な形状を模倣してデザインされており、少しワイルドなコンセプトのようにも見受けられます。その車体に260もの魚のうろこに酷似した交換可能な形状が繰り返し形成されていることが、Lovosの特徴です。いま話題にしている、このうろこ状形状は、実際にはバッテリーを動作するソーラーパネルとなっています。いったん車が移動すると、パネルはタービンとしても働きます。目を見張るほど地球に優しいですが、運転されているのを目にしたいかどうかは微妙なところですね。

プジョー Omni

もし都市での通勤でTommi Makinenのように振る舞いたいなら、横向きに走行するプジョーのOmni,ならその願いは叶うかもしれません。ただし時速5キロという速度ですが。このプジョーOmniは、太陽によって動作する車両です。バッテリーは車内の快適性を維持するためルーフ上に設置されるとともに太陽光を活用しています。しかし、OmniをOmniたらしめるものは、太陽光ではなく、横向き走行です。横方向に動いて混乱した都市をすり抜けることのできるホイールをOmniは装備しているのです。Omniには横方向に移動するためのカメラを装備しており、安全に動作することができます。縦列駐車もとても簡単ですが、眠気も襲うような時速5キロの速さです。

リンスピード iChange

リンスピードの社員は、他とは異なることをする才覚に優れているようです。そしてこちらでご紹介するiChangeは、地球に優しい車でありながら高速走行することが可能です。ところで、iChangeはどのように動作しているのでしょうか?ルーフに搭載されたソーラーパネルでバッテリーを充電して駆動します。トップスピードは4.2秒で時速220キロ、0から6までのレベルですべてのバッテリーはiChangeに電気を供給します。しかし、このシステムでさえ、iChangeの最大の独自技術ではありません。車室空間の変更って聞いたことがあるでしょうか?そうです、iChangeは形状を乗車人数に合わせて変形することができるのです。かっこいいでしょう?iChangeは充分にかっこよくコンセプトに秀でていますが、一回の充電で90キロしか走行できないのが欠点です。

マツダ コンセプトカー TONBO

水しぶきを巻き上げるタイヤの異様な光景は大衆を驚愕させ、環境問題に関心のある人を笑顔にし、共に出かければ貴方の大切な人を古き良き釣り場へ航行して連れ出してくれるでしょう。コンセプトカーであるマツダTONBOを用いればそれらすべてのこと、いやそれ以上のことをすることができます。TONBOはDedekDesign社およびマツダ社によるデザインであり、推進に水素燃料電池を用いているので、排気口は有毒ガスのかわりに水を滴下させるでしょう。水素電池は水で推力を得ることもでき、地球に優しいユニークな水陸両用車両となっています。

ホンダ Native コンセプト

ホンダはエコカーの最先端であり続けており、今回ご紹介する車両も奇抜なだけでなく、ちょっと先行く地球に優しいテーマを持っています。なるほど、ホンダのNativeコンセプトカーは車体の色を変えることができます。しかしあなたの気分次第で変更できるわけではなく、無色部分の外観が車両の外気温で変化するのです。Tudoran LiviuによってデザインされたホンダNativeは、動作用にリチウムイオン電池一式を用いています。これこそが、奇抜に見えるコンセプトを与え、“見て、地球に優しいよ”と主張しているのです。

 

全電力コンセプトカーLaminar 2

 

電気自動車はなんら斬新ではありませんが、その形状を瞬時に変える電気自動車は確かに斬新です。こちらでご紹介するのは、TransforMISSのように根本的に形状を変えるという点ではコンセプトは変わりませんが、空気抵抗を巧妙に緩和します。空気抵抗といえば、空気力学は移動エネルギーの低減に主要な役割を果たすのです。ですから、リチウムイオンが供給源となった3席シートのLaminarは、大幅な燃料を節約するために高低速に応じて適宜変形して、空気力学に則って微調整しています。このようにLaminar 2コンセプトは十分に燃料を節約できるもので、単に風変りで奇抜なだけではないのです。

 

 

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