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アフリカの大規模な風力発電所がケニア北部に出現

ケニア北部の乾燥地帯には、まもなくアフリカ最大の風力発電所(wind farm)が出現する予定です。世界最大の永久砂漠の湖Turkana湖周辺でこのプロジェクトは企画されています。およそ365機の風力タービン(wind turbines)が目標として掲げられています。行政は、定期的で予測可能な平均毎秒11メートルの風が吹くと予想しています。

Kenya to build Africa’s largest wind farm

関連研究や7億7500万ドルもの必要資金の調達に7年もの歳月がかかりました。しかし6月にこのプロジェクトがスタートする前に、ほかにも多くの準備がなされる必要があります。

最初のステップは、この場所へ必要なすべての資材を運搬するトラックの通過する204キロの道路を整備することです。これらのトラックはおよそ12000往復すると試算されており、ケニアの未開の地に接続されていない現在はトラックが通過することはできません。

次の大きなステップは、428キロもの国家的な配電網で発電所と送電線をつなぐ整備です。この整備には、さらに1億8756万7800ドルもの費用がかかります。スペイン政府とケニア政府はこのプロジェクトに融資をする予定です。

このプロジェクトは2014年の半ばから発電開始する予定であって、開始時の発電能力は50MW、その後2015年までに300MWの発電能力に達する見込みです。そのうえこのプロジェクトは地域経済にも大きな励みをつけることでしょう。雇用を創出する基盤をつくり、様々に派生して地域の利益になるでしょう。

出典: Nation

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