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アメリカとメキシコ国境に革新的な下降気流エネルギータワーを想定

すべてが予定通りに進むならば、アリゾナ・サンルイスにあるアメリカとメキシコの境界域は、建築的かつ技術的な創造力の革命的部分の受け手となる準備ができている。1975年、Phillip Carlson氏がはじめて特許権を得たその下降気流エネルギータワーは、風力タービンと太陽加熱の空気を利用することでクリーンエネルギーを生みだす構造だ。このプロジェクトの現場では、すでに借地契約の承認を得て、現在、地区の承認を得る途中だ。

3000 Foot Downdraft Energy Tower

イスラエル工科大学のRamu Guetta博士とDan Zaslavsky教授は、Carlson 氏のアイデアを実行しようと試みている。すべてがうまくいくならば、このプロジェクトにより、境界域にすむ住人たちにクリーンエネルギーを提供することができる。

中が空洞になっている下降気流エネルギータワーの構造の最上位で、太陽に加熱された空気に水が噴霧され、空気の密度をより濃く、そして重くする。そうすることで空気がタワーの空洞部に落ち、設置された風力タービンを駆動して電気を発生させるしくみだ。

Clean Wind Energy Tower社、略してCWETは、この計画を進める会社で、一つではなく2つの構造を構築する予定だった。タワーは300フィートの高さがあり、環境から資源を吸いあげる代わりに、それ以上のものを返そうと努力するつもりだ。

そのようなタワーの概念は、控え目に言ったところで対して意味はない。不可能とは言わないが、その施設が環境に対してどのくらいの影響を与えるのかを測定するためには徹底した計画を必要とする。太陽加熱された空気を冷やすのに水が使用されるため、この生命源が境界に住む人々に否定的なインパクトを与えない場所にこのシステムを置く必要がある。水をポンプで3000フィートまで組み上げるのに必要なエネルギーに対処するため、Ramu Guetta博士とDan Zaslavsky教授は、kWhにつき1から4セントで動力をつくることができる理想的な垂直風力タービンを提案した。

 

Via: Greenprophet

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