自転車に乗る事が大人の生活の一部になっている人はそんなに多くはないと思います。大学の教室と寮を繋ぐキャンパス以外では、ある特定の年齢を過ぎると自転車は流行遅れになっているようです。大きな自転車とクールな車全てについて言える事です。しかし時は流れ、環境や経済的ニーズも変わり、原油への依存を削減する事が前進する為の最善の方法かもしれません。そして自転車が与えてくれる健康上の利点も数々あります。ここに非常に優れた環境に優しい自転車を集めてみました。環境への意識が高まればさらに遠くへ行けるはずです。
グリーンサイクル
デザイナーのポール・マリンカが作ったもので、この自転車はシンプルでありながらエレガントな形状で全ては環境に優しくするためのものです。竹のフレームは維持可能で丈夫で、全体的なデザインとしては周りに持ち運びができるスペースが確実に沢山あります。シンプルで機知に富んでいるこのグリーンサイクルのデザインは持続性を大いに物語るものです。
リサイクル可能なプラスチック製折り畳み自転車
もしオフィスにスタイリッシュで洗練された自転車で行きたいなら、そしてそれが折り畳み式で保管も容易であるとしたら、オメル・サギフが「私をリサイクルして」という良い選択肢を提供してくれています。この環境に配慮した自転車はリサイクル可能な整形プラスチックで作られ持ち運びやすいようにコンパクトに折り畳むことが出来ます。また照明用発電機とシートサスペンションが付いています。
ウォルドマイスターの木製自転車
あなたの現代的な自転車フレームをアンティークな雰囲気にしてみたいと思いませんか？もし木材が好きなら、ドイツ人デザイナーのマーカス・ウォーレンバーグ・メイヤーがあなたにぴったりの自転車を持っています。その見事なフレームを一目見ただけであなたはきっと好きになるでしょう。外見に騙されることなくただ「美しい顔」をしているだけでなく、金属フレームを持つ全ての自転車と同様に頑丈に作られています。
EADS エアバイク
EADS (欧州航空宇宙防衛グループ)のエアバイクはここで紹介する自転車の中で最も珍しいものです。その作られ方のおかげで多くの素材は使われていません。この未来型自転車は欲しい時にプリンターからロールアウトすることが出来ます。この技術はレーザーと３Ｄプリントを合わせ製造する層を追加して非常に丈夫なナイロン自転車を作り出します。其々の部分が３Ｄプリンターでつくられると、それらを組み立てるだけでエアバイクが出来ます。
段ボール自転車
これはこのリストの中で一番変わっている事は確かです。フィル・ブリッジの手作りで、この自転車の製作費はたったの30ドルです。誰もがちょっとしたサイクリングを楽しむ事が出来ます。勿論段ボールのフレームは完成度が高く、再利用に広く使われている工業用包装で作っているので濡れても壊れません。その様な素材を使う事で高い安定性を与えているのでしょう。どちらにせよこれは、枠を超えたデザインで言うなら圧勝でしょう。
カルフィーデザインの竹製自転車
この自転車は、頑丈で耐久性があり超軽量なフレームを作るために最良の竹材を使用しています。環境に配慮した自転車は竹材であるにもかかわらず、他のものと同じ様な快適な乗り心地を与えてくれます。そしてもう一つ環境的な側面として、この竹製ニケ(勝利の女神)は5000ドル払えばあなたのものになります。冗談じゃないと私達は思うのですが、デザイナーのクレイグ・カルフィーはこれが実際の価格だと言っています。
「フリー」環境に優しい特徴を持つ色彩豊かなプラスチック自転車
ドロール・ペレグによる目を奪われるような素敵な形状に捉えられますが、フリーは、射出成型技術を使ってリサイクルされたプラスチックから作られています。当たり障りのない自転車の世界で、フリーは、様々な色をして水飛沫を上げるアマゾンのジャングルの生き生きとした自由な鳥の様です。
エンビラ自転車
ここにもう一つ木製フレームの美しい自転車があります。純粋な魅力となると、世界中のプラスチックや金属の自転車と木製と比較していないようです。エンビラは屈強な合板を使ってフレームを作り、ハンドルやサドルの様な部品にも再利用品を使っています。ブレーキが付いていないのでペダルを逆に漕いでスピードを落とす必要があります。
サイクロビアエリア
ジャーバス・ロペスがうっとりするような作品を作りました。これらの自転車はあちこち乗り回す実際の自転車より芸術的に編まれた作品の様に思えます。しかし他の自転車と同じようにしっかりと機能し全て天然繊維を使っています。本当に使ってみたい自転車です。
インドネシアの竹製自転車
維持可能で珍しい自転車などを作る時、竹はデザイナーが好む素材の様なので、最後はこのインドネシアの美しい竹製自転車で終わりたいと思います。このバイクフレームの全てが「生物分解性」であると強調し、さらにシートも竹から作られています。それにもかかわらず、明らかに排気ガスを全く排出せず快適な乗り心地です。
