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電気自動車に改造する方法

世界の自動車メーカーはますます次世代電気自動車の開発に本腰を入れてきています。実際に電気自動車を購入した人も多く出てきていますが、なかには自分で既存の車を改造して電気駆動可能にしたケースも出てきています。ここではそんな世界に1つだけのオリジナル電気自動車を紹介します。

1988年マツダピックアップ・トラック

わずか16歳のアンドリュー・アンジェロッティによって改造された 1988年型マツダピックアップ・トラックは$6000をかけて完全電気駆動に変身しました。最高時速55マイルで一回の充電で40マイル走行可能です。

1987年ポルシェ924S

この 1987年式ポルシェ924Sはパーデュー大学の学生ジム・ダニエルソンとショーン・クレインシュミットによって電気自動車に改造されました。エンジンが故障した状態で$500で購入し電気化には$6000を費やしました。最高時速55マイルで一回の充電で50マイル走行可能です。

1965年シェルビー・デイトナ

ソフトウェア・エンジニアのラウール・アトキンソンはどのメーカーからも自分の好みの電気自動車が販売されていないので自分で作ることにしました。 「ラプター」と名づけられたこのプロジェクトはおよそ2000時間をかけて完成しました。この自動車は3段ACモーターと290水素ニッケル電池を使用し、一回の充電での最長走行距離は80マイルで、時速60マイルに8秒で到達して最高時速は100マイルです。

フォード・エスコート

17歳のアンドリュー・ローダーによってデザインされた フォード・エスコート は電池と古いフォークリフトのモーターを使用します。このリサイクル版は新車ほどのパフォーマンスは発揮しませんが、最長走行距離11マイル、最高速度時速38マイルを記録しました。

ホンダ S2000

オリジナルの ホンダ S2000はさほど公害を発する車ではないのですがこの改造車は排ガスフリーを実現します。ガソリンエンジンは72ボルトから144ボルトまで対応できる最新型直流電気モーターに取り替えられ、160アンペアを発電する45個のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。この電池がエンジン部分に30個搭載されており、残りの15個は充電モニターシステムと共にトランクに積まれています。

1987年三菱 トレディア

ゲビン・シューブリッジによって作られたこの電気自動車は故障した1987年式三菱 トレディアを$180で買い取って作られました。後にカーティスアドバンスの直流FB1-4001Aダブルシフト100HPモーターを取り付け、最高時速80マイルが可能で一度の充電で40マイル走行が可能です。時速0~60マイルまでを2速のみで10秒で到達し、シフトチェンジをすれば6秒で到達します。

フォルクスワーゲン バグ

排ガスの削減を目指してこのライトニング・バグはミシガン州のデール・クリングによって作られました。最高時速70マイル、一度の充電で最長走行距離100マイルを達成し、電気自動車改造キットも販売予定です。

カワサキ・ニンジャ

アパラチャン州大学のトム・ミセリによって作られたのがこの電気オートバイ カワサキZX6ニンジャ改造版です。ニンジャをバラした後に24個の40アンペアリン酸鉄リチウム電池搭載の600ccエンジンを取り付け、6.75インチ交流モーターによって43HP、95フィートのトルク量を発揮します。最高速度は時速70マイルで最長走行距離は約60マイルです。

ドッジ・ネオン

リタイアしたエンジニアマイケル・ボナードによって作られたこの電気自動車は$1000で購入した中古の ドッジ・ネオンをベースにしています。改造に$14000を費やし、マイケルは80HPモーターを12個の電池で動かします。10時間の充電で30マイル走行が可能です。

シボレー・S-10ピックアップ

若き発明家ディードリック・ルドウィグによって作られたこの 2000年シボレーS-10 ピックアップ・トラックは100%排ガスゼロで走行します。オリジナルエンジンを直流電気モーターに乗せ代え、その他にもコントロールシステムや電池充電器と大量の電池を搭載します。

フォルクスワーゲン・スクエアバック

「プロジェクト・グリーン・マシーン」と銘打ったデザイナーチームによって作られたこの電気自動車は 1969年製フォルクスワーゲン・スクエアバックをもとにしています。ブライリー・バッテリーより寄付されたAGM鉛酸バッテリーによって動き、他にも72Vコントローラー
やエネルギー切断スイッチや電位計も備えられています。

1994年 サターン

バーリントンのグッドニュースガレージのボランティアによってこの1994年式サターンEV は$10000をかけて作られました。最高時速は65マイル、最長走行距離35マイルを誇り、バッテリーは6時間で充電が終了するためちょっとした足代わりの利用には大変便利です。

1997年 サターンSL

1997年式サターンSLに新しい命を吹き込んだのはノースカロライナ高校の生徒のチームで、オリジナルの1.9リッターガソリンエンジンに代わって48V電気システムを搭載しました。改造済みの車は最高時速72マイルで一度の充電で80マイル走行可能でコストはわずか$3.80です。車本体はエイデンミドルスクールの校長セス・ブラウンによって提供され、改造費$2500はエイデン市の教育補助金でまかなわれました。

1972年 MGB

サウスカロライナエンジニア大学の学生によってビンテージ MGBのガソリンエンジンが電気エンジンに交換されました。改造費$10000をかけて排ガスゼロ自動車が誕生したのです。エンジン搭載部には100個以上ものスーパーコンデンサが配置され、リチウム電池で補助されることになっています。

1990年フォード カプリ

デセプション・ベイの不動産エージェント、リチャード・ゴウダは一年がかりで1990年式フォード・カプリをプラグイン式電気自動車に改造し環境にやさしい車作りを実現しました。新しいバージョンは144Vを作り出す45LiFePo4バッテリーを搭載します。ガソリンスタンドに立ち寄る必要も無く、ゴウダ氏は80kmの運転にわずか$1・4しかかからず、パフォーマンスもオリジナルの状況がほぼ保たれています。

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