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ビーチチェアが提灯に変身

60年代に流行ったカラフルなビーチ・チェアは可愛らしい明るい色を基調にしたストライプが目を引くうえ、防水性抜群の生地でできているため何かと使い勝手の良い素材です。フランスのデザインスタジオ「コロネル」はこの特徴を生かしてビーチチェアをリサイクルした提灯(ランタン)の「スージー」シリーズを発表しました。

コロネルはアウトドア製品をインドア用に作り変えるのが得意で、会社を始めたイザベル・ギルスとヤーン・ポンセレットは傘の形をしたフロアランプ「フェイス」や鉄製の椅子に大きなキャンバス生地をあてがった「カラカス」などをこれまで作り出してきました。そこで今回はリサイクルビーチ・チェアを利用したスージー・コレクションの発表となったわけです。

キャンプ用チェアのプラスチック・バンドを支柱の周りにくくりつけ、細かな手縫いで完成させられました。デザインに当たってはランタンの出す明かりが醸し出す独特の色調やパターンを強調させることを念頭に置きました。近くで見ると素材を再利用していることがわかることもありますが、全体としては立派な独特のモダンインテリアと言えるでしょう。

この製品はコロネルがおくりだすたくさんのエコフレンドリーアイテムの1つです。古きよき時代を思い起こさせるだけでなく、廃棄されるはずだった椅子を再生することで地球の資源も節約しています。まさに地球に優しいエレガントなランプです。

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