ecofriend.com

デザイナーがニューヨークシティー・シアターの混合施設を提案

土地不足の問題が増大してきている都会では、エンジニアと建築家は、市民の必要性と機能性を果たせる施設設計を試みています。この問題は人口の増加とともに、その土地にもっと負担がかかっていきます。実行が可能な解決策としては、多目的を考慮できる建築物を設計することです。そのため、混合ビルがこの問題に取り組むための理想的な方法となります。デザイナーのエマニュエラ・オルトラーニ氏とデービッド・ベッキ氏は、高騰している土地の価格を考慮して、ニューヨークのシティ・シアターの混合施設とした設計を提案しました。

New York City Theatre

建物の機能を強調するESAギャラリーが描画され、住居スペースやオフィス、そして劇場のような様々なニーズを提供することができます。この設計には、建物に緑地を組み入れることを試みています。しかし、地面に作るのではく、高さが約6,000 sqメーターのプラットホームに作られることになります。このプラットホームはハドソン川の前にある海歩行につながっています。さらに、以前に鉄道路線として使われていた小道を通って、ガンズヴォート・プラザとW34通りに接続されています。

居住部分は劇場の俳優やスタッフが使用します。アパートの賃貸料や販売から生じる収入は、劇場の活動資金として使用されます。居住空間とワーク・スペースに加えて、レストランやホテルに並んでスポーツなどのようなレクリエーション活動のための空間があります。

プロジェクトの規模が少し大きく思えるかもしれませんが、必要条件をすべて集約することを考慮して、設計は知的に考案されたように思えます。今のところ、まだレンダリングの段階です。このデザイナーの提案がシティ・シアターに選ばれるかどうか、市の決定を待つしかありません。今後、混合ビルの設計のコンセプトを持った建造物が多数出現することしょう。

 

Via: Archdaily

Today's Top Articles:

Scroll to Top