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中国南部の空港での環境に優しいデザインに挑戦するWoods Bagot(ウッズ・バゴット・デザインスタジオ)

環境にやさしいデザインは、新しい環境技術や省エネ対策だけではありません。最大の成果を得るのは、徹底してその地域で利用できる資源を最大限に活用する事です。その上で、環境技術や画期的なデザインを取り入れ、エコで持続可能な構造を作り上げる事ができます。中国南部国際空港は、中国南部航空の支援の為に400ヘクタールの土地を使用する許可を提案しました。

China Southern Airport City / Woods Bagot

そして、この環境技術と地域資源をうまくデザインに取り入れ、プロジェクトの権利を手に入れたのがウッズ・バゴット(Woods Bagot)です。この、プロジェクトの課題は、二つの翼形状の領域を繋ぐ狭い橋をいかに象徴的な眺望に仕上げるかです。またこのエリアには、機能的にも施設が集中します。この広大な計画は、リウシ川に沿うように自然の美しさとの調和や、流れるような曲線を生かし、五つ星ホテルやVIPクラブなど、心地よい空間を提供する施設が集中する川岸にかかっています。

更に、この400ヘクタールの面積はビジネス、設備工場、宿泊設備の三つの主要部分に分けられ、多数の湖や湿地、河岸地域の全景が楽しめるリバーフロントに、既存していた自然を生かした庭園が生み出されます。この主要部分となる新しい湿地は、雨水を浄化処理しリウシ川を美しく維持できるように計画を進行しなければなりません。ウッズ・バゴット(Woods Bagot)は、開発と環境保護のバランスをうまく取りながら、計画を進めていくことを願っています。彼らが解決法を見い出せることに期待しましょう。

アーキデイリーより

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