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『バゲットテーブル』 食品廃棄物への意識を高める試み

私達殆どは、驚くほど当然の事として、簡単にやって来るものを使っていて、それに付いてさほど心配もしていないのです。 食品がそれらの一つで、理由もなく無駄にしています。 しばしば大都市で、多くの食品が廃棄されているのを見かけますが、どこか他で小さな家族を養えるくらいの量です。 そしてこれは決して誇張ではなく、国連の統計が正確にそれを示しています。 ゴシアとトメク・リガリックは、それを正確に示すために「バゲットテーブル」をデザインしました。

BAGUETTE TABLES BY STUDIO RYGALIK

バゲットテーブルは、ウィーンの街から出た残り物の干からびたバゲットで作られています。 この食品全てが、これらの独創的なテーブルを創るために、デザイナーがそれらを拾うまでは捨てられていたものと思われます。 これは、世界中で毎日廃棄される食品の量を表しています。 デザインの観点から、どんな素材からでも制作することが出来ることが分かりますが、ここにある重要なメッセージは、資源をを捨てる前にもう一度考えてみる必要があると、世界に告げています。

食品を無駄にしている人達は今日、そんな「余裕」があるのかと感じているかもしれません。 どれだけお金を払いたくても物が見つからないような資源の乏しい未来に、私達を正しく導いてくれるかもしれません。 デザイナー達は、ウィーンで廃棄された食品全てで、オーストリアで2番目の大都市グラーツの半分の人口を養うことが出来ると言います。 2011年ウィーンデザイン研究週間に展示され、バゲットテーブルは私達が貪っている事を過剰表現したもので、幾らかの常識がある人は、どこか他で飢えている多くの人に、食料を与えることが出来るという事を示しています。

 

Via: Gessato

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