「アラバマ物語」「イリアス」「1984」等の古典文学の光景が図書館の棚に横たわり、時代の匂いが私の郷愁を誘います。 図書館は、堅い装丁の書籍と静寂のある、広大な本の世界である時期がありました。 しかし時間の余裕が無く、気まぐれなデジタルの世界によって必然的に全てが変わっています。 これらの古い記憶を残しつつ、アーティストのダリル・フィッツジェラルドは、レンガ製の分厚い本の棚、即ちレンガを古い古典的な本に再製し、以前図書館にあったように並べて、コーナーを巧みに創り上げています。
ダリルの古いレンガの古典書籍のコレクションは、「軽い読書」というタイトルです。 この名前は少し皮肉で、レンガの重量は軽くなく、昔は本
の重量と厳粛さの間に直接的な関係が存在していて、常にかさ張って見えた事を確認しています
「軽い読書」の本は何でもなく、古いレンガで、古典文学のタイトルが両サイドにステンシルされています。 外側のハードカバーはコピーされたものですが、新しい本に見えないように、古く擦り切れた使い古しの本に見えるよう工夫されています。 メルボルン付近にあった、砕かれ再生レンガだけを使用し他正確な理由は、それらに新しい命を与えるためでした。
Via: デザインタクシー