世界の有名な自動車製造会社では、自転車の製造に着目し始めている企業がますます増えてきています。ヒューマンパワーで動くため、自転車はクリーンで環境に優しい車だということは周知の事実。汚染がますます広がるなか、自転車は個人用乗り物として将来のカギを握っています。大手の自動車製造会社が焦点をシフトさせることにより、世界中の自転車産業はクリーンかつエコ、効率的な通勤手段となる以上の魅力を追求することになるでしょう。ここでは世界中の名高い自動車産業によって作られた10タイプの自転車をご紹介しましょう。
フォルクスワーゲン社の折りたたみ電動自転車：
昨年のオートチャイナショーで、フォルクスワーゲン社は全電動の2輪車を発表しました。このbik.eと名付けられた持ち運びカンタンな自転車は時速が12.5マイル、1回の充電で12.5マイルを走ることができます。持ち運びをカンタンにするために、容易に折りたたむことができてどこへでも運べます。フォルクスワーゲンの全ての自動車用バッテリーから充電がカンタンにできるので、さらに便利ですよね。
BMW社のMバイク：
BMW社が開発したMバイクは、デザインもパフォーマンスもまさに未来を予告するものです。Mモニカーの名にふさわしいテクノロジーが満載で、BMW社のパフォーマンス部門が組み立てた高性能自動車でも使用されているものばかり。重さはわずか12.9キロ、フレームはアルミニウム製。パフォーマンスとエレガンスさというBMWデザインの良い特長を兼ねそなえています。
フェラーリ社とコルナゴ社が共同開発したCF7：
フェラーリ社がコルナゴ社と共同して、自転車愛好家のための自転車CF7を開発しました。この自転車はカーボンファイバー製の合成素材から作られており、とても軽量。3Dデザイン原理と有限要素分析用いてデザインされているため、パーフェクトな外形をしています。
メルセデスベンツ社のスポーツ・セレクション2009/2010：
スポーツ・セレクション2009/2010は、メルセデスベンツ社が製造した自転車のコレクションで、大勢の自転車愛好家が集まります。オフロード向け自転車は、アルミニウム製フレームとSRAMギアリング、DTスイスEX1800のペアタイヤ、Avid ElixierCRディスクブレーキを採用。一方のオンロード向け自動車は、カーボンファイバー製フレームとSRAMレッド20スピードギア、SRAMレッド・カーボンファイバー製ペダル、DTスイスRR1450RWSタイヤを採用しています。他にも折りたたみ自転車や子ども用自転車など、さまざまなオプションが手に入ります。
ポルシェ社がマウンテンバイク「FSエボリューション」を発売：
ポルシェ社は2001年にマウンテンバイクFSエボリューションを発表しました。この自転車はカーボンファイバー合成フレームやカーボンファイバー合成クランク、ローワーフォーク、スペングル3スプーク合成タイヤ、シマノXTRギアリングのようなテクノロジーが満載。カーボンファイバー合成素材をふんだんに使用しているため、非常に軽量で、重さはわずか11.5キロです。
ランドローバー社のボルバノ：
ランドローバー社のボルバノは、ランドローバー社の他のSUV車と同じように、オフロードに最適な自転車です。自転車のフレームはカーボンファイバー製モノコックフレームで、ユニークなチューブ式設計により、軽量でありながらも最大限の頑丈さを誇っています。しかし、カーボンファイバーを使用しているにもかかわらず、この自転車は重さが23ポンドもあって、他の同じようなタイプの自転車とくらべると少し重い感じがします。おそらくこのSUVタイプが現れることでしょう。
ランボルジーニ社の26インチ型トロ・デュアルサスペンション自転車：
ランボルジーニ社の26インチ型トロトロ・デュアルサスペンション自転車ならすばらしくスムーズな乗り心地が楽しめます。シマノ21スピードギアやフロントティスクブレーキ、V字型リアブレーキなどが特長です。
スコダ社の自転車：
チェコの自動車製造会社スコダ社が、新型の自転車を開発しました。プロのサイクリストから子どもまで楽しめる7タイプがあります。スコダ社は2回もサイクロクロス世界大会で優勝しており、代表的な自転車製造企業といえるでしょう。
レクサス社がハイブリッド型自転車のコンセプトを発表：
昨年の東京モーターショーにて、レクサス社はハイブリッド型自転車を発表しました。この2輪駆動バイクは、25.9ボルトのリチウムイオン電池パックで後輪を駆動させ、240ワットの電気モーターによって前輪が駆動します。このバッテリーはフル充電させるのに約2時間を要します。8段速の内蔵ギアシステムを採用しているので、乗り心地がとても快適。でも、このバイクを購入することはできません。なぜならこれは単なるコンセプトに過ぎなくて、当社はこのモデルの製造に踏み切る予定はありません。
オーディ社のマウンテンバイク「クロスプロRS」：
最後にとっておきをご紹介しましょう。オーディ社のマウンテンバイク「クロスプロRS」は、クアトロGmBHによって作られています。このチームは、このプロRSのようなマウンテンバイクなどの特別な自動車を製造する小さな部門です。クロスプロRSは、オーディ社が製造する最も軽量のバイクで、重さはわずか11.9キロ。デザインはパフォーマンスと乗り心地を最大限に高めるように設計されています。
ここまでトップレベルの自動車製造会社が設計と製造をする、最高レベルの自転車を10タイプご紹介してきました。さて、これらの自動車製造会社が売っている自動車と自転車を組み合わせれば、あなたもきっと健康的で地球に優しい暮らしが実践できるのではないでしょうか。
