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工場ではなくガレージで作られた驚きの電動バイク

大手の自動車製造企業が毎日、新しい電気自動車を開発していることはご存知ですよね。でも、このような巨大企業の喧騒から隠れて、莫大な資金や設備もなく自分の力だけで電気自動車を作ろうと静かにがんばっている良識ある人々がいるのですよ。ここでは、そのような普通の人々が自宅のガレージで自力で組み立てた10台の電動バイクをご紹介しましょう。

トム・ミセリさんの電動バイク:

トム・ミセリさんが作った電動バイクは、カワサキ製忍者ZX6をベースに改良したものです。彼は忍者の600ccエンジンの代わりにリチウムイオン電池24個を用いています。エンジンを取り替えた他にも、ミセリさんは忍者のトランスミッションとフレームも取り替えて、環境に優しいバイクに作りかえました。このような改良を加えても、重量と重心は元の忍者とそれほど変わっていません。

パーデュー大学の学生が作ったソーラー発電バイク:

パーデュー大学の学生であるトニー・デンジャー・コイロさんは、太陽エネルギーで走るバイクを作りました。実はこのバイクは、彼が50ドルで購入したスズキの1978年モデルなのです。このバイクの両サイドに4つのソーラーパネルを取り付けて、環境に優しいバイクに改良したのです。このソーラーバイクは充電すれば24マイルの距離を走ることができ、最高速度は45mphまで出すことができます。

キングストン大学の電動バイクがTTXグランプリに登場:

この100%電気で走るバイクは、キングストン大学が2009年のTTXグランプリで発表したものです。このバイクは一昔前のバイクを改良したバージョンで、古いエンジンを外して多数のリチウムイオン電池を取り付けました。このバイクにはフェアリングの下に大きなDCモーターが搭載されています。TTXグランプリでは、有名なバイカーのマリア・コステロ氏がこのバイクに乗りました。

ガレージで作られた電動バイクがTTXグランプリを走る:

ジョン・ワイルド氏とシーン・エウィング氏からなるデザイナーユニットが、ホンダCBR-F3の1996年モデルを改良して、電動式に作りかえました。このバイクは年1回開催されるレースイベントTTXグランプリに参加する候補者に選ばれました。8kWhのリン酸リチウムイオン電池で動く、この電動バイクの最高速度は100mphです。

OSUの学生が作った電動バイク:

オハイオ州立大学の学生グループが、高性能バッテリーで動くバイクを組み立てました。バッキー電動バイク・レースチーム(BEMRT)のメンバーたちは、今年のTTXグランプリに出場する高性能の電動バイクを作るプロジェクトに取り組んでいます。このバイクは、160hpの出力を誇るバッテリーで走る予定です。

 

新記録を達成したフル電動バイク:

エバ・ハカンソン氏が所有するキラ・サイクルは、いまや世界最速の電動バイクとして知られています。このバイクはすべてガレージで作られました。速度をわずか1秒未満で0mphから60mphへ加速することができます。最高速度は176mph。A123バッテリーが電力を供給します。キラ・サイクルのメーカーはさらなる高みを目指して、数年以内にバイク界の最速記録368mphを打ち破るつもりです。

マイケル・ウーラリックさんが作ったフル電動のバイク:

カナダ出身のデザイナーであるマイケル・ウーラリックさんが作ったアマロックP1は、すべてが電気で動きます。このバイクは重さがわずか324ポンド。7.5キロワット/時のバッテリーで可動します。1組のアグニ95電動モーターも搭載されています。

マビゼンTTX-02:

電動バイクのマビゼンTTX-02は、リチウムイオン電池パックで動きます。TTX-02にはいくつかユニークな特長があります。内蔵のウェブサーバーとWi-Fiを利用して、マビゼン社から直接サポートを受けることができます。価格は4万ドルほどになる予定です。

ジャスティン・グレイさんが作ったオーダーメイドの電動バイク:

ジャスティン・グレイさんはオーダーメイドのバイクを作ることで知られています。彼の最新作はR144というバイクで、ヤマハR1の1999年モデルを作りかえたものです。48個のリチウムイオン電池が搭載されており、100hpの出力と最高速度150mphが可能です。

 

 

ジェフ・ペイターソンさんの電動バイク「ショックキング」:

ジェフ・ペイターソンさんが作った電動バイクショックキングは、6個の72ボルト電池で可動します。このバイクのフレームは手作りで、運転席の下には衝撃吸収材が入っています。燃料タンクの左側にはZyvan社のバッテリー充電器が搭載されています。

 

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