ついにアキュラ社がNSXロードスターの発表に踏み切りました。この車は近々公開される映画「アベンジャーズ」のセットに使われて、昨年注目を浴びたものです。アキュラ社のステートメントによると、NSXロードスターは放熱格子の先端部分などがハードトップのNSXに似ていますが、この映画のために特別に作られたものです。アキュラ社はこの車を映画に登場させて観客の反応を見てから、生産するかしないか決定しようとしていたのかもしれませんね。
NSXロードスターが生産されれば、同じ四輪駆動のアキュラスポーツハイブリッドスーパーもハードトップとして注目されることになるでしょう。この新システムのエンジン抑制モデルは、来年、アキュラRLXとしてさらにエンジン抑制の改良が加えられます。この車には3つの電気モーターとガソリンV6、7変速デュアルクラッチトランスミッションが搭載されています。NSXでは2つの電気モーターがV6エンジンから独立して作動し、フロントアクスルにパワーを供給します。V6とデュアルクラッチトランスミッションは3番目の電気モーターと連動して、リアアクスルを駆動させます。運転モードがいくつかあり、電気モードやガソリンモードにすればどちらかだけによる発電が可能です。ガソリンと電気の両方を利用するハイブリッドモードにすれば、全車輪を駆動させることができます。後輪にポジティブかネガティブのトルクを起こすために、左右トルク制御システムが複雑なセットアップで採用されています。これをアキュラ社は「レール上コーナリング」体験と呼んでいます。
アメリカ合衆国を拠点に開発が進んでいるアキュラNSXスーパーカーですが、3年後にはショールームで話題になることでしょう。NSXロードスターが生産されたすぐその後に、公開されるということです。
参考サイト：Motorauthority
