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全米における代替燃料自動車の売り上げはこの先5年間で5倍増との予測

アメリカ国内での原油価格高騰に伴って、国民の関心は代替エネルギーに向かっています。このニーズに応えるものとして、世界の自動車産業はオイルに頼りきりにならない次世代型の自動車への利用のため、水素燃料エンジン・バイオディーゼルエンジン・電気自動車などの研究開発に取り組んでいます。このような次世代型の自動車は、代替燃料のみで稼動するものもあればオイルと共用をするもの、または運転状況によってフレキシブルに使い分けることの出来るものまで幅広く、最低一つは代替エネルギーを使用するような形になっています。これらの車には当然の事ながら専用エンジン・駆動システムが採用され、大幅な燃費の向上を実現させています。さらに、ここまでの統計や人気傾向を見る限り、将来的にこのような代替燃料自動車の売り上げは多方面にわたり増加し、それと比例して購入価格も上昇することが予測されます。次にリサーチの結果からどのようなことが読み取れるか検証してみましょう。

ダラスに本拠を置くある調査会社によると、ハイブリッドカーや電気自動車などの売り上げ総額は2012年度だけで30%の増加、さらに2011年から2017年の期間での年間売り上げ総額上昇率は最終的に5倍にあたるとされています。

昨年度の無公害エコカー世界販売台数は211億ドルにのぼり、今年度はさらに275億ドルまで上昇することが見込まれています。したがって現在のトレンドがこのまま続くようなら2017年には、この数字が1031億ドルまで膨れ上がる計算です。

この統計はこの先数年の新車平均販売価格は25,556ドルから29,198ドルで、ハイブリッドカーが最も人気のある代替燃料自動車として購入されるであろうという見解も示しています。4月の統計を見ると、2011年より40%増の全米で175,000台にのぼる代替燃料自動車を購入したことがわかります。ここにおいても、燃料消費の少ないエコフレンドリーカーへの人気の推移がはっきりと示されていると言えるでしょう。

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