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緑の屋上に飾られた美しい超高層ビル

屋上緑化がただ単にビルの上に生えた芝生だと思っているなら、それは完全な誤解です。複雑さや精巧さそして持続可能性といった要素を掲げて建設業界へ進出した屋上緑化の構想は、今では世界中の超高層ビルを美しく飾っています。屋上緑化はコンクリートの基礎を冷やすだけではなく、さまざまな植物種や動物種の繁殖地としても機能します。

屋上緑化が飾った9棟の美しい超高層ビルを見てみましょう。

屋上緑化と近代的なビルが特徴のChinatrust Bank のビル群      

台湾の緑の革命に即した次の一歩は台湾のChinatrust Bank本社がしるしました。Chinatrust Bankビル群は台湾の緑の建築政策が誇る最新のランドマークといえます。台湾の緑の大地を純粋に補完するようなこのビル郡は緑の屋上や階上の中庭そして中央広場の広大な空間を周囲に見せつけるように立っています。

緑の屋上と壁が特徴のFelipe Campolina氏による移動高層ビル   

ブラジルの建築家Felipe Campolina氏は環境に優しい可動式住居というユニークな設計を発表しました。移動スカイスクレーパーの各部屋は鉄骨構造を持ち、断熱材と防音材を装備した標準的な配向性ストランドボードを使用しています。他の特筆すべき特徴としては強化ガラスの窓や緑の屋上と壁そして水の再利用をビル全体に採用していることです。

Perkins Eastmanが発表したムンバイのグリーンタワー  

アメリカの建設会社Perkins Eastmanは公害の町ムンバイで開催されたKohinoor skyscraper Competitionに参加し、近い将来ムンバイの環境救済措置になるような2種類の超高層ビルの設計を発表しました。

都市の中の郊外:ユニークな高層ビルが都会を緑化する   

バルセロナの建設会社Nabito Architectsは独創的なアイデアによってこのユニークなスカイスクレーパーを設計しました。各部屋の屋根がその上階のための緑化屋根として機能するように設計しているため、全入居者が恩恵を受けられるようにできています。『ステア(階段)スクレーパー』とも称されるこのビルは都会の雑踏のただ中に居ながら郊外の豊かな生活体験を提供してくれます。

Fusionopolis – 実に緑のスカイスクレーパー  

マレーシア生まれの英国建築家Ken Yeang氏が設計したFusionopolisが最新の未来的緑化ビルとして既に緑化が進んだシンガポールの街に加わります。シンガポール国内において最も環境に優しいビルになるであろうこのビルは15階を貫く垂直にのびた植栽用地を備えています。このビルの高さは1.4キロです。

アメリカで最も高いスカイスクレーパーを緑に 

アメリカで最も高いビル、シカゴのWillis Towerは緑化ビルへ改装中です。風車や屋上緑化そして太陽光パネルが統合して電力消費量を80パーセント、水の使用量を40パーセント削減します。アメリカで最も高いスカイスクレーパーは垂直に立つソーラーファームに変貌をとげます。110階建てのこのビルを緑化の拠点へと作り変える費用は3億5000万ドルです。この計画は3600の雇用を生み出し、5年以内に完了する予定です。

屋上にサッカー場を持つ持続可能な多目的ビル『Hyper-Tower』   

フランスの建築家Jaubert Francois氏はパリに建つ新しい緑化スカイスクレーパーの設計を発表しました。Hyper-Towerは2棟のビルから成り、住居と商業施設そしてスポーツ施設を擁します。このツインタワーは、地上階から始まり屋上のサッカー場まで続く垂直に立つ公園といえます。

Sky-Terraスカイスクレーパーが空の上に都会の緑地を作り出す  

サンフランシスコの設計者Joanna Borek-Clement氏は、ニューロン細胞のような数種の緑化タワーを相互に連絡させたSky-Terraスカイスクレーパーの構想を練り上げました。この建物は公共の公園、円形劇場、競技場、公共のプールそして公共浴場を擁します。このタワーには通路はなく、その空間は開放した緑のためだけに存在します。概念上および設計上非常にユニークなSky-Terraスカイスクレーパーには大変期待できますが、地上にいる人々にとっては退屈なだけかもしれません。

巨大ハチの巣状スカイスクレーパーは緑地にかかるアーチ 

Yoann Mescam氏とPaul-Eric Schirr-Bonnans氏そしてXavier Schirr-Bonnans氏が構想を練ったFlat Towerの巨大アーチは隣接するBurj Khalifaビルの全長800メートルに渡ります。丘陵のようなこの屋根の南側には太陽光パネルの設置場所が用意されています。雨水の採取と再利用そしてその水を菜園で使用するための施設を完備しています。

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