ここ数十年の間に核家族が増加し昔ながらの大家族が確実に姿を消してゆくなかで、複数の人との生活に甘んじようとする人は見かけなくなりました。そこで当然のことながら環境に配慮する人たちはこじんまりとした極めて効率の良い小さな家に住むことを好むようです。いずれにしてもそうした家は住むには最高であることに間違いありません。どの程度の居住空間があれば十分なのかと思いを巡らせているならば、是非この小さな住宅の一覧に目を通してください。
‘The Pearl’ ： パッシブソーラ技術を取り入れたドームハウス
設計士のDavid Fanchon氏はこのPearl Houseにパッシブソーラ技術、地震に強いドーム形、太陽光パネル、鉄骨屋根、森林管理協議会認定の木材パネルによる内装、ヒートリターデーション、コルクビーズ、麦わら、地熱暖房そして雨水採取など環境に配慮した建築要素を取り入れました。地熱暖房や雨水採取と統合したパッシブソーラ技術の最適利用がこの設計のメインテーマです。
Small Project Awardを受賞した驚くべき小さな家
南アフリカのABODが設計した審美的、経済的そして構造的に美しいこの作品がAmerican Institute of ArchitectsによるSmall Project Awardを受賞しました。この設計のテーマは手頃な価格設定と運搬性そして迅速な建設を世界中のホームレスの人たちのもとへ届けることです。
Egg House：中国の学生が考案した小さな太陽発電式の家
中国人生徒Daihai Fei氏が設計したEgg Houseはタケの骨組みと断熱材そして屋根に据え付けた太陽光パネルが特徴的です。おがくずと草の種を詰めて縫い合わせた袋の層から草が大きく成長します。この驚くべきエコ建築はたった960ドルで建設されました。
Zeth: 天然の断熱材を使った太陽電池式仮住居
この小さな住居は排出ゼロ建築業務を基にして、適切な災害管理、迅速な建設、天然断熱装置そしてエコ建築物においての再生可能性の側面を示しています。
QB1: エネルギーポジティブハウスがカーボンニュートラルを果たす
Mike Page博士が設計したQB1Cube Projectは収入を生む余剰エネルギー生産、LED照明、コルクフローリング、空気熱源ヒートポンプ、木材の骨組みそして据え付け廃棄処理装置が特徴的です。
Eco-Capsule：自給自足の未来型フリントストーンの家
スロバキアのNice Architectsが設計した原始家族フリントストーンの家はエネルギーと水の自給自足や再生可能性そしてエコ建築物の拡張性の生きた見本です。270平方フィートのこのカプセルのメインテーマは2人用緊急宿泊施設です。
再生材料を90パーセント使用したキャンディーのような『エッグ』ハウス
Roberto Casati氏とトスカナの技術者グループが設計したKasaUvoはその持続可能性、廃棄木材や自動車の廃棄タイヤ利用そして風力発電や太陽発電によって知られています。他の特徴としては地震に強いことや内部の省エネルギー断熱材などがあげられます。
Compact buBbLe：箱形に折り畳める家の試作品
MMASAとCipriano Chas氏が設計した低価格で軽量な災害救助用折り畳める家の特徴は断熱性の壁、小型キッチン、洗濯設備、照明装置そして水道への接続です。
Solar Sheep ：ハイテク太陽電池屋根とローテク羊毛断熱材
BIOS Architectsが設計した環境に優しい家Solar Sheepは組み立て式建築の手法を活用しています。この家が自給自足できて環境に優しい未来の住居になることは確かなようです。
Walking House：遊牧民のための環境に優しい家
遊牧民のために設計した環境に優しい歩く家はエネルギー自給のために風力と太陽光を利用しています。他の地球に優しい特徴としてはバイオトイレ設備などがあります。
