環境保護支持者にとってワクワクするような、そして同時にチャレンジングな流行りは、リサイクルされた材料で家を建てる事です。とても画期的で前代未聞のオプションが、世界中で作られています。瓶やボトルを始め、再利用された木材、プラスチック、飛行機や船までもがオシャレで素朴な家に生まれ変わり、芸術的なリサイクル方法の象徴となっています。
世界中でエコな“グリーンホーム”と呼ばれるものには、下記のようなものが含まれます。
タイの仏教寺院
私たちにとってゴミである使用済みのガラス瓶や缶は、今まで捨てられていましたが、新しい利用方法で生まれ変わりました。タイにある仏教寺院の一つには、百万本の茶色と緑色の瓶を使って建てられており、平らに潰されたトマト缶は、パタゴニアにある山小屋の外壁のタイルとして使われています。プラスチックの瓶がコンクリートよりも丈夫であるなどと、誰も考え付きませんでしたが、サンパブロにある学校は、プラスチックの廃棄物の丈夫さを証明する建物です。
船やボート
放置された船や飛行機は、とても魅力的な住居に変身しています。一つの例はクロアチアのダルメシアにある“船の家”と呼ばれる物で、ユニークなコンセプトは多くの高評価を得ています。“船住宅”と呼ばれる住宅は、オハイオ州プットインベイのエリー湖にあるサウス・バス島にあり、ヘンリー・フォード氏によって改装されました。船から作られた住宅に住むというスリルは、言葉で言い表せません。
ガラスパネルと窓
再利用されたプレキシグラスは、芸術家トム・フルーイン氏によって、効果的に住宅に生まれ変わりました。この住居は実用的ではありませんが、再利用されたガラスがどれ程美しい装飾になるか、多くの人に感銘を与えています。もう一つの実用的ではないけれども素晴らしい家は、コペンハーゲンのフリータウン・クリスティーナに建てられている廃棄された窓だけで作られた家です。
納屋
納屋は大胆に改造され、風通しがよく明るく広い住居になっています。ベルギーが自慢する改造された納屋は、伝統的な形を保ちながらガラスと昨日的なシャッターを思わせる外観で作られています。もともとある納屋の構造を活かしてほかの素材を使うか、古い納屋を解体し新しく組み立てて従来の形の納屋に仕上げます。
運搬用コンテナ
ユニークなDIYのコンセプトでは、5年の寿命を迎え大量に廃棄された運搬用のコンテナを使って家を作る事です。このような家は、自然を愛しリサイクルした物を活用したいと考えている人達の間で、自然に大ヒットとなりました。
穀物格納庫
穀物格納庫またはサイロと呼ばれる物が、美しい家に生まれ変わるなんてことを考えた事がありますか？大胆な発想ではあります。渡り廊下でつながれた二つのサイロは、アメリカ中西部の田舎に、素晴らしい景観を作り出しています。もうひとつのサイロを使った住宅は、テキサスのグルエン農場にあります。
タイや
丈夫で壊れにくい素材として知られていて、再利用するのが無塚しい人工素材は、ゴムタイヤです。石工や土と一緒に使われたタイやは、丈夫な住居を作り出しますが、同時に断熱効果もあります。このコンセプトは、ハイチで安価で費用効率がいいものとして使われています。“アースシップ”という造語は、タイヤを主に使った住居の事で、アメリカの砂漠地帯で人気があります。
パレット
木製のパレットは、運搬用コンテナの積み荷をサポートする基盤となるものです。運搬が終わればパレットは廃棄され、埋立地に投げ込まれます。しかし、環境問題に敏感な若いデザイナーは、そのパレットを効果的に使って魅力的で、通気性が良く、明るい家をるくりました。このような建物は、チリのクラヴァヴィにあり、穏やかな雰囲気を出すためにパレットは白く塗られています。丈夫で大量にあるパレットは、自然災害があった場所で使われていて、家の外観だけでなく、家具やデッキにも利用されています。もうひとつのパレットを使った費用効率とエネルギー効率の良い家は、ヴィエナ大学の二人の学生によってデザインされた組み立て式のプラッテンハウスです。
再利用木材
再利用された木材は、ほかの材料と一緒に使う事で、素朴でモダンな住居を作り出す事ができます。“イエールのツリーハウス”はもともとの木材とペンキをそのまま利用しており、ほかの写真は、再利用木材以外の材料が使われています。
石
廃墟から採取された石は、エスニック調でありながら伝統的な家を作り出します。ミラノにある“石の家”は、建築家ジョン・ポーソンがリサイクルされた石で作ったオシャレな家です。一方ポルトガルでは、もともとの石造りを新しいガラスと木で補強する事により、贅沢な別荘に作り替えられました。
このような素晴らしい建築物の壮大さは、廃棄された材料でも創造力次第では素晴らしい傑作に生まれ変わる事ができると言う事を証明しています。
