世界中を驚かせたニュースの一つに、インド、パキスタン、中国に広がるカラコルム山脈が、世界中で観測されている傾向に反する結果をしたことがあげられます。衛星画像を見ると、過去10年でカラコルム山脈の氷河は溶けるどころか、逆に広がっている事が分かりました。地球温暖化により溶けてしまったり、無くなってしまった氷河がある中で、このようなニュースは多くの人たちを驚かせました。
これは、その地域の3Dの衛星画像地図が科学者たちが注意深く研究し、過去約10年の間にわずかに成長が見られると言う研究結果から導かれました。私たちの多くはこの結果に驚きを感じますが、科学者達は地域の様々な降水量や、ほかの地域の基本が上昇している中で、基本が加工している地域があるという天候の変化を考えれば理解できる事であると言います。勿論、氷河を細かく見れば、もっと的確な地域を特定できますが、カラコルム山脈を実際に人間の手で観測するというのは危険な挑戦です。
地球上でもっとも厳しい天候のカラコルムは、人の手が入っていないわずかな地域の一つです。地球上でもっとも険しい頂上を持つゴドウィン・オーステン山と最高地の戦場があるその場所は、一年を通してみても実際に出向くのはほとんど無理な地域です。近くにあるヒマラヤ山脈の氷河は過去20年間の間に大きく減少している一方で、なぜカラコルムの氷河が増大しているのか、科学者たちは衛星画像を使って更に研究を進めています。
抜粋: Nature
