ecofriend.com

カリフォルニア州立ポリテクニック大学は、スーパーマイレッジカー、ラミナでマラソン出場の準備は万端

ラミナと名付けられた3,000マイル/ガロンのスーパーマイレッジカー(超低燃費車)は、カリフォルニア州立ポリテクニック大学の学生チームが設計し開発しましたが、最終検査を受けており、今年のシェル・エコ・マラソンに参加する準備が整っています。ラミナに対する最終調整がなされていて、工学部の学生たちは、南北アメリカから出場する他の50チームと競うために、来週、ヒューストンに向かう予定になっています。

Cal Poly Supermileage Team

ラテン語で『ナイフ』を意味するラミナは、キッチンの包丁の形からアイデアを得ました。このスーパーマイレッジカーは時速10から25マイルで走ることができますが、それは、燃焼および惰性走行テクニックを用いることで可能になったものです。これはつまり、車を最高速度に達するまで走らせ、そこでエンジンを切り、できる限り長く惰性走行させるということです。学生チームは、このアイデアが将来、量産型モデルにも使われることを期待しています。

ラミナはまた、その大きさと重量のおかげで、非常に多くの燃料を節約することができます。車体は全面的に軽量の炭素繊維からできており、一方、BMXバイクのリムや特別注文のホンダの発電機に取り付けられる特別製の低抵抗タイヤのようなバイク部品も採用されています。エンジンを適切な大きさにすることがすべてで、燃費や全般的効率を高めるのに何トンもの馬力は必要ないと学生たちは言います。

シェル・エコ・マラソンでは、ラミナは、ソーダ缶くらいの大きさの小さなガラス製燃料タンクに入れられた燃料を使って、6マイルのトラックを24分で走ることになっています。この燃料は12ミリリットルに相当します。

この学生チームはまた、ひとりひとりが、さらに燃費を良くするためのヒントを持っています。アクセルの使用を減らして惰性走行をさらに増やすことが、さらなる節約を実現するのに役立ち、その一方で、信号が変わる間はニュートラルに入れることで、燃費を向上できると彼らは言います。

 

出典: Kcoy

Today's Top Articles:

Scroll to Top