屋根を作るとき、長持ちさせつつ、より有効に使えるようにするにはいくつものやり方があります。そのひとつが雨水の利用で、最近人気があります。シリンジを使った雨水のリサイクルは、コストが低く、雨水を利用してきれいな水を作ることで、 沿岸に住んでいる人たちにとってはコスト的にも望ましい方法といえます。これだと、井戸や池を新たに掘らずに、すでにある住宅を利用して、沿岸に住んでいる人たちに提供できます。是非、試してみてくださいね。以下、雨水をリサイクルするのにお役に立つ、やりかたです。
難易度: 中
およそのコスト:およそ20,000インドルピー
必要な材料
- PVCベースのシリンジパイプ3本
- 最小500リッターの容量のタンク
- 貯蔵する場所
- モーター
- サクションパイプ3本
- フットバルブ
やり方
1. 構造について、細部もよく考える
このユニットは、最小500リットルの容量のタンクでできていて、1日400リットル排出能力があります。 オーバーヘッドソースから、地下25フィート(約7.62m)の貯蔵スペースへと流すため、2インチ径のPVCベースのシリンジを3本使います。排水中は、1.5馬力のシングルフェーズと230ボルトのモーターを使って、貯水された水をくみ上げます。個々のフットバルブは、排水のネットワークにつながっている1インチ径の3つのサクションパイプにつけられます。フットバルブは、 モーターの始動を助け、水が排水されるときにくみ上げられる水に含まれる固形物や砂などを除去するのを助けます。
2.穴を掘る
降水量が最大になるのが何月頃か考え、雨水のリサイクルユニットの取り付けを始めます。直径6フィート(約1.82m)、深さ8フィート(約2.43m)の 穴を掘ります。雨で川から流される砂で穴が埋まってしまうことがないよう、季節をよく考えて。
3.穴の地面の上をライニングし、パイプを挿入
穴をライニングしますが、高さ3(約0.91m)フィート、深さ2フィート(約0.60m)のボーダーの壁でライニングします。 水漏れしないように作れば、この部分もタンクとして使うことができます。次に地面の砂、土を通ってタンクへとつながるよう、16フィート(約4.87m)の長さのパイプを6本挿入します。
4. 水を出す
屋根の上の雨水はPVCパイプを通じて圧力タンクに貯められます。それから圧力のもと、パイプを通って屋根からの水は地下の貯水スペースに行きます。パイプは水を地中に注入する、シリンダーパイプとして作用します。干潮時に普通の水の水位が海面より低くなるように、この雨水のシリンジゾーンがあります。他の雨水のシステムと違い、この方法だとオープン井戸を作る必要がありません。 水平フィードシステムが大きくスペースを取るのと違い、垂直に、近く置かれたシリンジが設置面積を最小限にしてくれるのです。
5. 水をくみ出す
必要に応じて、水をくみ出すことができます。8フィートの深さから始まり、注入された水は、230フィートの深さまで地下水を再充電するために使用することができます。このユニットの設置費用は20,000インドルピー以下です。それから、モーターや手動のポンプを使って、この水をくみ出します。水はびっくりするくらい澄んできれいで、飲むのに適しています。必要なときに使うために、ろ過された天然水であるということは忘れずに。不必要に汚すのを避けるため、夏の間に穴を掘りましょう。必要なだけポンプでくみ上げます。貴重な水なので、無駄にせずちゃんと使うことが必要です。水を出す前に、すべてのパイプがきちんとフィッティングされているか確かめましょう。
6. 雨水を使ったシャワーも設置できます
直接、雨水をシャワーに使うこともできます。それには、雨水のメインの注入口のパイプを、バスルームのシャワーシステムに取り付けます。 雨の中びしょぬれになるのはみんなが好きなこと。雨水シャワーで、屋内にいても、雨にぬれているかのような自然の経験をすることができます。本物の雨そっくりで、シャワー効果も抜群。昔と違い、今は手軽にこのシャワーシステムが手に入りますよ。シャワーは、リラックスするのに最高ですが、お手持ちのシャワーヘッドにもよって使い心地は違ってきます。
よくある質問
この水は飲んでも安全?
このシステムで出てくる水はびっくりするくらいきれいで、飲めます。ただ、本当に必要なときのためにろ過している、大事な天然水だということを忘れずに。
ワンポイントアドバイス
- 不必要に汚さないように、穴を掘るのは夏の間にやろう
- 水をくみ出すのは必要な分だけにしましょう。貴重な水です。無駄にしないで大切に。
気をつけること
水を出す前に、すべてのパイプがちゃんとフィッティングされているか確認を。