ひどい嵐や、時には大雨でさえ、時々屋根板を駄目にしてしまうことがあります。そんな場合、修理をしなければならないかもしれませんが、もう業者に頼まなくても、本当に簡単に、ご自分で直すことができるんですよ。道具がいくつか必要になりますが、どれもお近くのハードウェアストアで見つけられるものばかり。さあ、その道具ですが、屋根釘、バケツ、ロープ、ハンマー、屋根板、てこ枕、屋根のタール管と一緒にコーキングガン。次にご紹介する手順で、破損した屋根を取り替えることができるでしょう。
1.新しい屋根板を買おう
壊れた屋根板を直すには、なんといってもまず新しい屋根板を買うことから始めないといけませんよね。選んだ屋根がちぐはぐしないように、破損部分の屋根板を持っていきましょう。後で足りなくなって、何回もお店に行くことがないように、屋根板の量は余裕を持たせ、スペアも買っておくといいですよ。また、屋根板を取り替えている最中にうっかり壊しちゃった、なんて時のために、一束分ぐらいは余裕があるといいですね。
2. 準備のための１日を計画しよう
作業を始めるには、暖かくて天気のいい日を選びましょう。これは、とても暑い日だと、屋根板がぼろぼろしてきたり、とても寒い日だと、屋根板が割れてしまうおそれがあるため。作業のほとんどは外で行う必要があって、太陽も必要ですし、適度に暖かい環境で働くと楽しくできます。
3. 作業内容を理解しよう
破損した屋根板を取り除くプロセスは具体的にどうなのか、実際に屋根板をどうやって置くのか、基本的なことを知っておくことが大事です。インターネットで、そういった屋根板の写真があるので参考にするといいでしょう。 実際の修復作業に取り掛かる前に、屋根板についてちゃんと理解しておく必要があります。屋根板は一般的に、３フィート１フィートのサイズです。屋根板は、タールと、大きな釘頭の屋根釘で固定されています。雨水などが下にたまったりせず、屋根の上を流れるように、屋根板はオーバーラップさせてあります。
4. 釘を取る
まずはじめに、屋根板それぞれに釘がいくついるのか把握しないといけません。釘を抜くとき、とても気をつけなければなりません。釘抜きを使う前に、スクリュードライバーを使ってみましょう。あまり屋根板を曲げすぎないように。もっと破損してしまうおそれがあります。破損したせいで露出している釘は全部抜きましょう。
5. 屋根板をはずす
屋根からそっと下に引っ張って、屋根板をはずします。 このとき、水平方向や、上向きにやらないように。屋根板が角にはまっているようであれば、その隣の屋根板をはずしてみると、やりやすくなるでしょう。 もし破けるような音が聞こえたら、屋根をはがす動作が速すぎるということ。もし、はずす屋根板がその上のものとくっついている場合は、それもはずさないと、その部分が膨らんでしまいます。
6. 新しい屋根板を置く
新しい屋根板を置きますが、ちゃんとまっすぐ置かれているか確認を。もし、まったくカバーされていない釘頭があったら、屋根板を固定するのに新たに穴を開けます。それから、タールをまず溶かして塗ります。 タールを溶かすのには、ヒーターの前に置いておいたり、日光に当てたりするといいですよ。屋根板が持ち上がっているところ全部にタールを塗ります。
7. 作業後、確認しましょう
修繕作業が終わったら、次の日にその状態を確認しましょう。タールで屋根板がちゃんと固定されていることを確認します。前からあった屋根板と、自分で取り替えた屋根板の差があまりわからなかったら、あなたの作業は完璧ということになります。
この作業は、太陽の下に、少なくとも数時間はいなくてはいけないので、それをふまえて準備を用意しましょう。作業中は、さまざまなことに注意を払いながら作業しましょう。 屋根板を持ち上げる段階では、屋根板をしっかりとしばり、固定してくれるもヘルパーがいるようにしましょう。うっかりもっと破損することがないよう、屋根板は１枚ずつはずしましょう。屋根板は壊れやすいので、取り扱いはちょっと辛抱強く、慎重に。日光の下で作業するので、冷たい飲み物を持って、ズボンにぶら下げておきましょう。 水分補給も大切です。日なたで心配な方は、帽子や日よけがあるといいですね。
