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エネルギー消費を節約するフォームボード断熱材の設置方法

断熱は再生利用の出来ないエネルギーを逃がさないためには最適の方法です。なかでもフォームボードは断熱と環境保護を同時に成し遂げるのには一番のオプションで、フォームボードも数ある中から選ぶことが出来ます。暖かさを数値で示すR値はフォームボードをどのような形でどこに使用するかによって変わってきます。R値の低いフォームボードは値段は低めに設定されており、そのほかには作業性の高い高密集度フォームボードなどもあります。またR値の高いボードは水分を吸収しにくいという利点もあります。地域ごとに安全性におけるフォームボードのインストールに関する規定があるので、実際に使用する前に該当地域の建築規定を参照する必要があります。

難易度:中級

所要時間:2時間

必要建築材

1.建築用接着剤
2.フォーム断熱材ボード
3.2×3インチ木製ボード
4.2×4インチ木製ボード
5.蒸気バリア
6.フレーム釘
7.便利ナイフ

取り付け説明

1.壁の下処理

断熱ボードを取り付ける壁を決めます。その際に壁にフレーム代わりになるものが付いていなければ、自作する必要があります。板と止め金具用に木製ボードを利用しますが、2×4インチ木製ボードは板用、2×3インチ木製ボードは止め具用となります。止め金具同士は最低でも24インチ離れているように気をつけ、板は壁の上部・下部に取り付けるようにします。もし10フィートの長さの壁なら8フィートの止め金具が必要になります。

2.フォームを切断

この作業には便利ナイフが必要になります。曲げて切り込んでいくような形になり、切れ味の良い弓のこぎりでも代用できます。この作業では切断時に粉状のゴミが出ますが、掃除機で吸い込めば簡単です。工作用ナイフを用いての切断も可能で、ナイフの反対の端で線を付た後、押し込むようにして切り込んでいきます。切断時にはサイズがぴったりになるよう細心の注意を払い、心配ならばやや長めに切っておくと安心です。

3.ボードを壁に取り付け

切断が終わったら、強力建築用接着剤で壁に貼り付けます。釘を使用しないのは、穴を開けることでR値が下がり断熱効果に影響が出るからです。

4.蒸気バリアを使う

フォームボードは水分を吸収しやすくカビの原因となりますので、蒸気バリアでボード全体を覆ってやる必要があります。また蒸気バリアは、ボードの耐火性能も高めてくれます。蒸気バリアは通常厚手のプラスチックで作られ、簡単に手に入り、壁の内側に使用します。作業を始める前に該当地域の建築規則事務所に一度確認をするといいでしょう。

5.壁をカバーする

フォームボードの取り付けが終了したらパネルか石膏壁でカバーします。このことによってフォームボードを守り、R値を高くキープすることが出来るのです。R値が低ければ低いほど、フォームボードの効果も弱まります。

気をつける点

1.これらの材料は日曜大工センターなどで簡単に手に入れることが出来ます。

2.説明をよく読んで理解し、慎重に作業を進めましょう。

3.直射日光に当てておくとR値が下がります。フォームボードの効果を下げないためにも、取り付け前は直射日光を避けて保管しましょう。

4.フォームボード取り付け前に、該当地域の建築規則事務所に一度確認を取りましょう。

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