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デザイナー2人組が作り出すリサイクルペーパー製ランプスタンド

高級家具に「紙」を素材として用いるという動きが、最近になってデザイナーの間で受け入れられ始めてきています。しかしこれは単に奇をてらっただけのものではありません。その他の利用可能素材に比べ、紙素材は独特のフレキシブルな使い勝手のよさが際立っているのです。そこで、デザイナーのハリー・アレンは紙素材のもつ「流動性」の性質を生かして完全に紙で作られた様々なランプスタンドのコレクションを発表しました。

家具製作において有名なハイブ社の製品へのデザインとして、このプロジェクトはアレン氏とフィリピン人産業デザイナー、 ケネス・コボンプェ氏とのコラボから生まれました。2人は実際に、紙素材をランプスタンドのような家具製品への利用に耐えられるだけの強度に加工するための技術も開発したのです。また、この技術は耐久性向上だけでなく、紙特有の透過性を損なうことがないように工夫されているため拡散されたライトの光を外へしっかり通すことができます。

このように2つの特性を最大限に生かして作られたのがこのランプスタンドなのです。独特の質感やシルエットからなる美しい外観が特徴的です。

設計には最新の注意が払われ、バランスの取れた寸法取りにより実際のランプを効果的に包み込むようにできており、そこから発せられる拡散光が醸し出すムードあふれる暖かみある明かりは、特にインテリアには最適です。

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