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再生利用素材で作られた建物とマッチする「Under the Moonlight」プロジェクト

少しの工夫で周辺環境に溶け込むようにマッチした家が建築可能です。まるで自然と完璧なハーモニーを奏でるかのようなこのような家の例として、ここではオーストラリアはマウント・ホーサムにデザイナーのジオバンニ・ダンブロシオの建築物、その名も「Under the Moonlight」をご紹介しましょう。この家の建築素材は不要になった素材をリサイクルしたものが使われている点も特徴です。

リサイクル素材の建築への使用は近年トレンドになってきているようです。新品の素材に比べて耐久性が劣ることがないだけでなく、歴史を含んだそのいでたちは周辺環境に良く溶け込むのです。

ダンブロシオ氏のプロジェクトの焦点は自然光の有効利用と自然換気の実現により、照明器具とエアコンの使用を最大限控えることが出来るようにするものです。2重窓とフレームの効果で実際よりも見た目が大きく見え、その様子は昔のカウボーイたちが住んでいた家を思い起こさせます。木・石・鉄が主に使われたこの「Under the Moonlight」はインテリアも快適に過ごせるように気が配られています。

家は2階建てとなっており、一階部分は主に生活スペースで、デッキへつながる2重窓越しにガーデンの景色を楽しむことが出来るようになっています。2階にはバスルーム・スパ付きのメインベッドルームが、そして一階にももう一つのベッドルームが備えられています。

インテリアは一言で言うなら「古きよき時代」を様相を呈しており、地味な色使いを基調に広々とスペースがとられています。2重窓により冬も夏も快適に過ごせます。

屋根付き駐車場は車を楽に止められる十分なスペースを確保し、家の屋根には断熱処理が施され寒さから室内を保護します。周辺環境に溶け込むような石灰調の色使いが特徴で、建築の際には周辺の木々にダメージを与えないように細心の注意が払われました。

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