ecofriend.com

曲線を描く木材から作られたスツールが生み出す、クリーンでモダンな美しさ

家具は軽量で場所を取らないデザインであることが重要です。また安全性や快適性、見た目の良さも大切です。この点において、反りがある木材から作られた家具は、シンプルで頑丈、そして見た目も美しい作品です。マイケル・ブリューメンフェルド(Michael Blumenfeld)が最近デザインした、目を引くエレガントな「Trizin」というスツールが、ミラノ・サローネ国際家具見本市(Salone Del Mobile exhibition)で注目を集めました。

Trizin Stools Minimally designed seating finds strength in warped wood

デザイン学科を卒業したブリューメンフェルドが発表したこのユニークな「TRIZIN」シリーズは、見本市で絶賛されました。このスツールをデザインした主なきっかけは、従来の木工技術を使った原木の物理的境界を試したいということでした。それぞれの作品は荒削りな木材(具体的には合板)を使ったシンプルな構造で、座面中央のロックで板を留め圧力をかけます。スツールの脚の上端は、座面の2枚の板の間にくさびで固定されます。脚が取り付けられると、木板が反って快適なシートの形になるのです。最小限の金具しか使っておらず、また糊や接着剤を使わないこの作品は、より頑丈で耐久性に優れています。

「Trizin」スツール・コレクションはシンプルな美しさが特徴ですが、木材と芸術的構造を組み合わせたシート構造は、見た目よりもずっと複雑です。くさびを本来の用途であるスツールの固定だけではなく、独特の使い方をすることで滑らかでつややかな、曲線の形が生まれました。長持ちし、家のアクセントそして魅力となるこのスツールを購入することは、大変良い投資となるはずです。

Via: Coolhunting

Today's Top Articles:

Scroll to Top