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ソーラーデカスロン2012年用ソーラーハウス

継続使用可能・生活可能・相互作用をメインとしたデザインがエジプトでできましたが、これはカイロにあるアメリカ大学の学生のチームによって手がけられていて、2012年のヨーロッパ・ソーラーデカスロンへのエントリーも視野に入れています。この住居は近未来的で新案の建築様式で、ソーラーエネルギーによって発電されます。デザインは見た目や機能性、通気性に太陽光、伝統的建築などを優先にしてデザインされました。

この家によって、近代建築がどのようにしてソーラーエネルギーの効率化を可能にすることができるか、またこの住居を継続使用住居として建築するかを示しています。屋根部分にはソーラーパネルが取り付けられますが、主な障害といえば砂漠の国エジプトにおいて冷却機能をどのようにして取り込むかです。しかし、このデザインにおいては天然通気性の最大利用でエアコンの必要も無くし、水に関しても使用した水を処理してトイレや庭用に再利用しています。

デザインはマッチ箱を思わせる外見で、スライドして移動することで日光を存分に吸収したり中に収めて家を涼しく保つことが可能です。住居の外壁やスクリーンには穴が開いており通気性を高め、その様子はアラブの昔ながらの格子造りの建物が太陽の熱から室内を保護した形に良く似ています。

建物の主な構成はファイバー強化ポリマーで、リサイクル木材廃棄物とビニール袋でできています。パピルス紙も使われていて、家の移動式スクリーンの使用に当てられています。この住居は省エネ性を持っているだけでなく、継続使用性でエコフレンドリーな家でありながら、伝統と近代デザインをブレンドさせた見事な建築様式です。

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