テレビといえば家電の王様のようなもので衛星放送にＤＶＤ、ゲームやコンピューターも接続できます。初期型ＣＲＴディスプレーＴＶは出力は大きい割りにサイズは限られていました。フラットスクリーン・プラズマＴＶや更に大きなスクリーンは電気の使用量を増やしました。世界的にみて、テレビセットは家庭での電力消費量のうち６－８％を占めます。アメリカではこの数値は１２％まで上がります。新型ディスプレー技術は家庭での電力消費のカタチに大きな影響を与えました。
１８００種類のＴＶセットから取得したデータ基づいて、イギリスの省エネ会社のサスティット社は、フラットスクリーンＴＶでの電力消費は大幅な６０％削減を実現しました。創始者のロス・ヤマス氏はその要因としてテレビのバックライトにＬＥＤを採用したことにあります。ＬＣＤパネルテレビはプラズマディスプレーを消滅にまで追いやるほどです。サスティットの研究は雑誌「Ｗｈｉｃｈ？」によってもサポートされており、編集者のマーティン・ホッキング氏は独自の研究で、４０インチフラットスクリーンテレビは３年前は３００ワットを消費していましたが、今やわずか７０ワットになっているといいます。２００９年以来イギリスのフラットテレビ市場において９５００万台のうち２０％を占めます。ＬＥＤテレビはＬＣＤに比べて電気消費も少なく省エネには最適なオプションです。
テレビに対する必要エネルギーレベルが１２月に予定されています。この動きはテレビを買おうとする消費者をより省エネ商品の購入に向かわせます。このトレンドは他の製品にも見られ、エアコンや冷蔵庫が当てはまります。フラットスクリーンテレビの省エネに関しては良いニュースで、これが無ければ大変なことになっているはずです。消費者電気機器はすでに照明と冷蔵庫が一番の普及製品であったころからは変わってきています。テレビの販売はすでに２．４％と高いのですが、これが更に２．６％に上がっていく見込みです。
