BMWはフォードやトヨタに続いて、電気自動車部門で着実にその歩みを進めています。そのことは、BMWi3の開発で例示されています。サイズや全体的な外見で、 BMW i3は標準的なBMW 1シリーズに似ていますが、その中を見れば、決定的に違う部分や、特別な機能が沢山あるのです。
この電気自動車は電気バッテリーから電気供給される電気モーターが完全な動力です。この、プラグインで再充電できる車は200リットルのトランクのスペースを持った4人乗りの構成で設計されています。その構成を見ると、i3は、環境にやさしい家族向けの、ゼロ・エミッション（排気ガスゼロ）の車として宣伝されるのだな、ということが分かります。
BMWによると、この車は液体で冷却されるリチウムイオンバッテリーが動力で、旋回半径はとても小さいものだとのこと。 最高速度はそこそこ速い時速93マイルで、基本的には有毒な排気ガスを削減するものとして、都会の交通手段向けに設計された車としてはそれほど悪くはありません。また、ブレーキがかかっている最中にバッテリーを再充電するのに役立つ、運動エネルギー回生システムが搭載されることになっています。ですから、全般的に見て、BMW i3は1回の充電で時速80マイルから100マイルの距離を走行できるはずです。
オール電気な構成以外には、BMW i3オプションの範囲の拡大したパワートレインも進める予定です。この範囲が拡大されたバージョンはRExと呼ばれ、より長い走行可能な距離の車を探している家族には理想的です。i3の開発は2009年に開始された一方で、この電気自動車は2013年には、自動車愛好家達の手に入る予定です。
Via: Autocar
