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トランスポートホーネット: 排気ガスゼロの通勤用の、空気が動力のバイク

Transport Hornet

圧縮された空気は燃料としては奇妙な選択に思えるかもしれませんが、物理学の観点から、それは現代で最もクリーンな輸送技術の形の1つなのです。なぜかというと、従来の燃料を空気と混ぜ、それを燃焼させる(ピストンを動かすために)代わりに、圧縮空気を使った自動車は圧縮空気の膨張する推進力を使ってピストンを動かすから。この膨張プロセス(燃焼の代わりの)は、大気中に放出される炭素の量を減らします。 この、基礎的でありながら効率的なメカニズムを用いて作られたのが、トランスポートホーネット。都会の短距離の移動のためにJurmol Yao氏によって概念化された、空気を動力とするバイクです。

以前に私たちは、O2 PursuitやSaline Airstreamといった、空気を動力とする新しいバイクのラインについて触れました。ですが、そういったバイクの大部分は猛烈なスピードとレースに関連した、高出力のバイクのために特別に考案されたものでした。 今回、それとは違って、この設計者は自身のホーネットのコンセプトを、より実用的でありながら、排気ガスゼロの都会の通勤という良心的な形として考えました。

推進力の“グリーン(エコ)”なシステムをさておいても、このバイクのデザインはユーザーの最適な利便性のために想定されています。バイクのフロント部の超滑らかな物腰(エアタンクを運んでいる部分)は、その線形性によって、モジュラートランクに徐々に定義性を与えています。この長方形のトランクは取り外し可能で、保管場所として使用(スペアのタンクのためだったり、それ自身を隠し場所のボックスとして使ったり)することもできます。そのボックスにはハブレスホイールが装備され、全体の取り外し可能な部分はそのバイクのデザインを補完するために固定することもできます。

ですから、全体的に見て、これはユーザーの実用性と利便性を備えた、持続可能なデザインなのです。

Via: Tuvie

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