ラトビアに拠点を置く建築会社のARHISは、ラトビアにある街、リガの幼稚園の建設のため、非常に精巧でエコなデザインを提案しました。この提案は、美しい緑地の延長線上、もしくは大きな公園上に教室を置くというもので、子ども達が常に自然と触れあえるように考えられています。
この建物は異なる年齢のグループ向けに、プレイエリアと学習エリアなど、特定のスペースに別れています。その緑の公園は地域の公園にも繋がっていますが、子どもたちの安全を確保するため、そこへのアクセスはコントロールされています。建物は強い“エコ”のつながりを保つため、多くのガラスの外壁が組み込まれています。 スポーツ施設、集会所とプールがガラスの外壁で分けられています。ガラスが組み込まれているので、日中の日の光が適切に使われ、建物が省エネになるのです。さらに、部屋の中に使われている省エネな傾斜路（ランプ）もあります。普通の階段の代わりに、降りるのにもっと楽しいチューブ状の滑り台があります。
ARHISによるこの革新的なデザインは、子ども達の視点からの期待を満たしてくれるだけでなく、自然とともに子ども達を育む場である幼稚園が、全ての面において、自然を組む込むよう考えられているデザインなのです。
Via: Designboom
