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世界最大の韓国の潮力発電所が部分的発電を開始

Tidal Power

韓国の李明博大統領は、ソウルにある潮力発電所の一部を、今週初めに公式に稼働させ始めました。この発電所は、世界最大の潮力発電所となると見込まれています。李大統領は、このプロジェクトを、低炭素やグリーンな成長に向けた重要な政策の一つであるとしています。人工湖である始華湖にある同潮力発電所は、気候変動やエネルギー不足などの世界的な課題に貢献する点で、専門家たちから称賛を浴びてきました。

始華湖の潮力発電所は、2011年8月から部分的な運転が開始しました。その際、10機のうち6機の発電機が作動を始めました。残りの発電機の運転は、12月までに開始される予定です。稼動が開始すれば、この発電所は一日254,000キロワットの電力を生み出し、世界最大の潮力発電所となります。一日に240,000キロワットを発電するフランスのランス潮力発電所をも凌ぐと情報源は述べています。始華湖の潮力発電所によって、市の人口500,000人の電力をまかなうことができます。

グリーン・アスペクト: 李大統領によると、この発電所は環境にやさしい成長の証だけではなく、化石燃料への深刻な依存を止めるための国の重要な試みの一環になっています。世界の各国はこれを例として、枯渇する化石燃料の代替案を模索するべきでしょう。同発電所によって、韓国において860,000バレルもの石油を節約することができます。また、年間3200,000トンの二酸化炭素排出も減らすことができる、と彼は加えて言います。

韓国のこの潮力発電所は、既存エネルギーの代替案を早急に開発する必要性を示しています。李大統領の述べた通り、エネルギーへの膨大な需要に見合うために、より多くの国々が同じような潮力発電所やソーラー、風力発電所の建設を試みるでしょう。気候変動やその他自然災害に対する唯一の解決法は、代替エネルギー源への依存を増やすことなのです。

未来のエネルギー危機を解決: つまり今は、世界の国々は環境にやさしい成長をモットーとすべきなのです。それだけが、我々の環境や地球を、予測されるエネルギー危機や環境破壊から救うことができます。このような状況下で、二酸化炭素排出を削減しようとする韓国の取り組みは、全ての国に評価されるべきでしょう。韓国は、温室効果ガスを排出する国々の中でも上位に入ります。しかし将来、その排出量は、彼らの取り組みによって大幅に減少するでしょう。

Via: Yonhap News

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